世界遺産にも登録されている平等院へ行ってきた
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京都にある 世界遺産『古都京都の文化財』を構成するうちのひとつ平等院へ行ってきました📿 平等院といえば国宝にも指定されている鳳凰堂が非常に有名で、十円硬貨に描かれていることから外観は知っているという人も多いのではないでしょうか。そんな歴史ある平等院を訪れ、境内を巡ってきました。
列車に揺られてやってきたのは、京阪電車の 宇治駅。平等院は京都府の府庁所在地である京都市の南に位置する 宇治市 に存在し、今回私が下車した京阪電車の宇治駅と、少し西側にある JR 奈良線の 宇治駅 のちょうど中間あたりにあります。
駅からは歩いて 10 分ほどの距離で、宇治川に架かる立派な橋「宇治橋」を渡り平等院表参道へと入ると、道の左右にはたくさんの土産物店や飲食店が建ち並んでいました。
宇治といえば、誰しも一度は名前を聞いたことがあるであろう「宇治茶」が有名。街なかに溢れる抹茶スイーツやスーパーマーケットの棚に並ぶ抹茶味のお菓子などでも、その名前を目にします。
そんな宇治の、観光客がたくさん集まる平等院の参道ということで、道沿いには宇治茶や抹茶を使った食べ物を販売するお店が数多く並んでいました。特に、ソフトクリームを売っていることを示す置物はいたるところで見ることができ、その色は当然緑色。ソフトクリームの置物の緑色率の高さはきっと全国トップでしょう。
訪れたのが非常に風が強くて気温も低い日だったので、さすがに抹茶ソフトクリームを食べ歩きしている人を見かけることはありませんでしたが、参道沿いにあった抹茶ラーメンを提供するお店の前には、温かい抹茶フードを楽しもうとする人たちで一際長い列ができていました。
いつも多くの観光客で賑わっている京都。京都市からは少し離れているとはいえ、訪れたのが連休中ということで大混雑を覚悟していたのですが、それなりに人は多いものの思ったよりは混んでないなという印象。日本人と外国人の割合は半々くらいかな?といった感じ。たぶん。
参道を真っすぐ進んで平等院の正門近くまでやってくると、歩いて数分のところにある南門からも入ることができるという内容が日本語で書かれた看板が設置されていました。私は日本語が理解できる日本人なので、ここは分散に協力しようということで南門へと向かうことに。
宇治川沿いの、なんだか穏やかな景色が広がっている遊歩道を歩いて南門に到着。拝観受付前に並んでいる人は誰ひとりおらず、大変スムーズに中へと入ることができました。帰りは正門から外へと出たのですが、受付前には長い列ができていたので中々の待ち時間がありそう。混雑を避けたい方は、宇治川沿いの綺麗な景色も楽しめる上に空いている南門がおすすめです。
平等院の拝観料は 700 円。Suica や ICOCA といった交通系 IC カードやクレジットカードなど、各種キャッシュレス決済にも対応していました。
拝観受付で購入する拝観券で入ることができるのは、庭園と平等院ミュージアム鳳翔館のみ。平等院の中央にある鳳凰堂の内部拝観には別途 300 円の支払いが必要で、こちらは正門や南門を抜けた先の庭園内にある別の窓口にて受付をすることになります。
鳳凰堂内部拝観は 20 分ごとに 50 名ずつの案内となっているとのことで、時期や時間帯によってはかなり待つことになりそう。私が訪れたタイミングでも 20 人ほどが阿字池に架かる橋のそばで待機していました。
南門から入り、阿字池という池の周りを拝観順路に従って時計回りに歩いていきます。平等院は 1052 年、当時の関白であった藤原頼通によって、父である道長の別荘を寺院に改め創建されたもの。現在「鳳凰堂」と呼ばれている、池の中に浮かぶように佇む建物は、創建の翌年 1053 年に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として建立されたものだそう。
池を泳ぐ色鮮やかな鯉を眺めつつ歩いて、たどり着いたのは鳳凰堂が正面からよく見える場所。ここ数年で一気に進んだキャッシュレス化の影響で目にする機会が減ったなと感じますが、まさしく十円硬貨に描かれている姿そのものです。
極楽浄土の宮殿をモデルにしたという鳳凰堂は、中堂、左右の翼廊、背後の尾廊からなる建物。今回は時間の都合と寒さに耐えられなかった私の心の弱さによって鳳凰堂内部拝観はできなかったのですが、その堂内には平安時代を代表する仏師定朝の作である仏像や阿弥陀如来坐像をはじめ、平安時代・浄土教美術の頂点が集約されているそうです。
他の観光客に混じって鳳凰堂の写真を撮った後に向かったのは庭園内にある鳳翔館という施設。ガラス張りの非常にモダンな外観の施設で、平等院に伝わる様々な宝物を展示する博物館となっています。施設内は撮影が禁止とのことで、中の様子をお見せすることはできませんが、鳳凰堂の中堂の屋根の上に設置されていた一対の鳳凰像(国宝)などの展示や、平等院について説明する映像展示などがありました。
また、今年は午年ということで、馬に関連する作品の展示も。常に決まった展示のみがされているだろうと思っていたので、期間限定の特別展が開催されているというのは意外でした。
宇治にある平等院へ行ってきましたが、有名な鳳凰堂を実際に自分の目で見ることができたことに、思いのほか感動しました。庭園もそれほど広くはなく、鳳凰堂内部拝観の列に並ばないのであれば 1 時間ほどで見て回ることができるのも良かったです。
また、平等院の庭園内はペットを連れての拝観も可能なようで、犬を連れて歩いている方が多かったのが驚きでした。南門へ向かう途中の宇治川沿いを歩いていた際にも犬を連れた方を多く見かけたので、地元の方のお散歩コースになっているのかもですね。