大分の別府温泉で外湯めぐりをしたら大変だった話
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先日、大分の別府を訪れた際に 外湯めぐりをしてきました♨️ 外湯めぐりとは、ホテルや旅館にあるお風呂ではなく街なかにある共同浴場などのお風呂を巡ることだそう。日本有数の温泉地として知られる大分・別府ということで、宿泊したホテルでも外湯めぐりに便利な湯めぐりセットなるものが用意されており、実際に外湯へ行ってみることにしました。
今回宿泊したのは、全国に数多くのホテルを展開する アパホテル。温泉宿に宿泊することも考えたのですが、先述の通り外湯めぐりに便利な湯めぐりセットなるものが用意されていると知ったのと、シンプルに予算的な都合でアパホテルになりました。石川県出身なので、アパホテルを選びがち(金沢発祥のホテルチェーンのため)。
予約するときに「湯めぐりセット付プラン」を選択していたので、フロントでのチェックインの際にビニールのポーチに入ったシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ、タオルなどのセットを受け取ります。こちらは事前に「湯めぐりセット付プラン」を選んでいなくても、追加料金を支払えば購入が可能とエレベーター内に案内がありました。なんなら現地で買ったほうが安いかも…。
湯めぐりセットを受け取る際に「近くの温泉の情報を教えて欲しい」と伝えたところ、外湯の情報が書かれたガイドをいただいたので、今回はこちらに載っている中で一番近い場所にあった「田の湯温泉」という温泉へ向かうことにしました。
バスタオルは客室に備え付けのものを持ち出して良いとのことだったので、同じく客室に用意されていた多目的バッグ(ランドリーバッグ)に突っ込んで、いざ出発。細い路地を 2 回ほど曲がって、わずか 2 分ほどで到着しました。味のある外観です。
料金は 200 円で、現金のほか PayPay での支払いにも対応。脱衣所には鍵をかけられるロッカーなどが存在していないため、入口横にあるコインロッカーに貴重品を入れておくことになります。こちらは返却なしの 100 円で支払い方法は現金のみ。
今回、たまたまホテルから一番近かったからという理由でこちらの温泉を訪れたのですが、正直なところかなり利用が大変でした。当然、多くの地元の方が利用される場所ではあるのでマナーを守って利用しようと心がけてはいたのですが、普段利用している自宅のお風呂やホテルの客室内にある浴室とは全然違って苦戦。
まず、洗い場にあるのは蛇口のみ。シャワーはなく、椅子や桶も隅っこに積み重ねられていたり金属製の手すりのところに立てかけてあったりといった感じでした。ひとまず椅子と桶をひとつずつお借りして蛇口の前へと移動したのですが、蛇口をひねって出てきたのは冷たい水。有名な温泉地だし、まさか温泉に入るために事前の予習が必要だとは思っていなかったので、かなり焦りました。
一体どうすれば…?と混乱していたところ、普段利用されていると思われる地元の方が「お湯は風呂と角にあるから自由に使え」「角に湧いている温泉は熱いから、蛇口の水を混ぜて」と、ぶっきらぼうな感じではあるものの色々教えてくださいました。
風呂桶を手に、浴槽や角の温泉が湧いているところを往復しながらなんとか頭などを洗ったのですが、地元の方は湯船の真横にあぐらをかいて座り、適宜真横にある湯船から桶で湯をすくって身体にかけ流して洗ったりヒゲを剃ったりしていました。フリーダム。
湯船に浸かっている際に、勇気を出して地元の方に話しかけて色々お聞きした(無視されるとかはなく優しく話をしてくださいました)のですが、線路を超えた向こう側にシャワーがついている温泉があるそう。観光客にはそちらのほうが利用しやすいだろうとおっしゃっていました。ホテルでは周辺の温泉情報が案内されているだけだから分からんよね、的なこともおっしゃっていましたが…本当にそう。
田の湯温泉を出た後は、温泉施設内にドライヤーが見当たらなかったのでホテルへと直行。戻ってきたらなんだかホッとして、外へ出たくなくなってしまったので外湯めぐりはここで終了です。全然巡ってない…。
別府での外湯めぐりを体験しましたが、非常に大変ではあったものの、大変だったおかげで地元の方との交流ができたと考えると今となっては悪くはなかったのかなと思います。本当に大変だったけど。あと慌てすぎて、コインロッカーの鍵を脱衣所に置きっぱなしで浴室に突入してしまったことを湯に浸かっているときに気付いたので、かなり焦りました。気をつけましょう。