温泉の街別府にある広い公園「別府公園」を散歩する
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JR 別府駅から少し歩いたところにある広い公園 別府公園を散歩してきました🌱 この場所は明治 40 年に大正天皇(当時の皇太子)の行啓に伴い整備されたという歴史があるそうで、古くから温泉地として栄え多くの人々が訪れた別府ならではの広い公園です。そんな別府公園をぐるりと歩いてきました。
駅の西口から歩いて 10 分ほど。おしゃれな外観のパン屋さん(最近オープンしたばかりらしい)の角を曲がると見えてくるのが、今回訪れた 別府公園 です。
この日の天気は晴れ。雲は多いものの雨は降っていなかったのですが、地面は濡れているところが多く、前日の夜中にでも雨が降っていたことを思わせる雨上がりの公園の風景が広がっていました。休日の朝 8 時過ぎという比較的早い時間にも関わらず、園内には人影がちらほら。皆早起きです。
ちょうど正方形のような形をしている別府公園には東西南北にそれぞれ入口がありますが、最初に訪れたのは東門。駅から一番近い入口で、他の入口と比べても広い広場が整備されていて別府公園のメインゲートといった感じです。
道路を挟んだ向かい側には スターバックスコーヒー別府公園店 があり、窓際の席では公園の様子や遠くにそびえる鶴見岳や由布岳…と思われる山々の景色を眺めながら、温かい店内でゆったりと過ごすことができます。
私も今回、朝食をいただくためにお店を訪れたのですが、店内には別府市で活躍されている方の竹細工のランプや、アーティストの方々の絵などが飾られており、そしてなにより笑顔が素敵なスタッフの方々がいらっしゃって別府での楽しいひとときを過ごすことができました。
ちょうど別府公園がよく見える窓際の角の席が空いていたので、こちらで 1 時間ほど外を眺めながらコーヒー…ではなくメニューの端っこにいるキャラメルクリーム(ホット)といくつかのフードメニューをもぐもぐしていたのですが、地元の方だけでなく観光客と思われる人たちが冬の朝から公園やその周辺を歩いていく様子が結構な頻度で見られて驚きました。
東門から園内へと入ってすぐのところには大きめの看板が立てられており、見てみると「別府公園ウオーキングコース」というものが設定されているようでした。看板はそこまで古いものではなさそうでしたが、オの文字が小さい「ウォーキング」ではなくて「ウオーキング」と書かれているのが、昔の表記っぽくて時代を感じます。
ウオーキングコースには「公園内コース」と「外周コース」があるようで、外周コースは正方形のような形の公園の周りに通っている道路沿いを歩いていくもの(1,690m)、公園内コースは名前の通り公園内に整備された道のうち最も外側にあるものを通ってうねうねと 1 周するもの(1,423m)のようでした。
今回は公園内の様子を見ながら歩きたかったので、公園内コースを選択。他にも公園内コースをぐるりと歩くのかなというような地元の方が 4、5 人ほどいらっしゃったので、後を追うような感じで出発。
少し歩いたところには池と小川が整備されていて、その周りには可愛らしい色をした花が整然と植えられていました。訪れたのが冬の時期ということで、雲の多い空や周囲の木々はやや暗めの落ち着いた色合い。そんな中に咲く鮮やかな赤色や桃色をした花が、景色に彩りを与えてくれます。
さらに進んでいくと、今度は松の木のような木々が集まるエリアへやってきました。枝や葉に隠れて見えづらいですが、遠くには背の高いタワーのようなものの姿も。こちらは グローバルタワー というタワーだそうで、別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ) のシンボルタワーなのだそう。
今回はタワーを訪問することはできませんでしたが、地上 100m に位置するガラス箱のような展望台から別府市内を一望できるのだとか。
西門の近くまでやってくると、姿を現したのは「油屋熊八の碑」という碑。油屋熊八氏は全国に天然温泉付きのホテルを展開する 亀の井ホテル の創業者の方だそうで、その功績から別府観光の父と呼ばれているのだそう。
現在も大阪と別府の間でフェリーが運行されていますが、油屋熊八氏は観光客誘致のため大型船の毎日就航にも尽力したとのこと。また、別府では駅にも大きく「♨」のマークが描かれているなど、あちこちで温泉マークを見かけますが、これも油屋熊八氏があらゆるイベントで温泉マークを使ったことで別府観光のシンボルマークになったという経緯があるようです。
西側へとやってくると、思っていたよりも山が近くに感じられ、山の中腹あたりには温泉と思われる煙がもくもくと上がっているのが見られます。これも「おんせん県おおいた」らしい光景だなと感じました。
さらに歩いていくと、見えてきたのは竹林。周りの木々に比べて色が明るく、心も明るくなるよう。繁殖力が非常に強くて駆除が大変という話も聞きますが、冬でも鮮やかな緑色を保ち続ける竹の生命力に驚かされます。
竹林を抜けると、ようやくスタート地点の東門が見えてきました。1 周にかかった時間はおよそ 20 分ほど。最初に見たウオーキングコースの看板にも「公園内コース」は 20 分と書かれていたので、まさにちょうどそれくらいでした。
寒い冬の朝の散歩でしたが、自然に囲まれた別府公園をのんびり散歩したことでなんだか心が豊かになったような気がします。いい運動になって楽しかったです。