大分県立美術館へ行ってきた
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大分市にある 大分県立美術館へ行ってきました🖼️ 九州旅行の際、次の目的地である熊本への列車の時間まで少し時間があったので、大分市内中心部で(できれば寒さをしのげる屋内で)見て回れる場所がないか調べてみたところ、駅から歩いて 15 分ほどの場所に美術館があることを知り、フラっと訪問。
Oita Prefectural Art Museum を略して「OPAM」と呼ばれているようで、入口前には大きな「OPAM」の文字を形どったオブジェが設置されていました。一般的に敷居が高そうに感じる美術館を、まるで自分の家のリビングルームと感じられるような、気軽に立ち寄ることができる美術館を目指しているとのこと。私が訪れた日も、建物の中や外には多くの来館者の姿が見られました。
事前の情報もなしにフラっと訪問したのですが、訪れたタイミングでは「金曜ロードショーとジブリ展」という展覧会が開催中。美術館の建物の中へ入ってすぐのところでスタッフの方が案内をされていたのですが、どうやらこちらの展覧会は事前に日時を指定して予約をしないと入ることができないものとのこと。
ジブリといえば、老若男女問わず多くの人を魅了する映画の数々を世に送り出してきたアニメーション制作スタジオ。建物内に入ったときに、そのあまりの人の多さに圧倒されましたが、ジブリ展をやっているというのであれば納得です。
まあ、私は「天空の城ラピュタ」とか「ハウルの動く城」とか、誰もが見たことがあるであろう作品を見たことがないんですが…(「となりのトトロ」とか「千と千尋の神隠し」は見たことある)。X(旧 Twitter)でみんなが一斉に「バルス」って投稿してるのは何度も目にしているのに、映画自体は見たことがないという。
県外から突然やってきて、予約も事前のチケット購入もしていない私は美術館の展示を観ることができないのかと、少しがっかりしながら一度は建物の外へと出たのですが、念のため、ダメ元で観ることができるものがないか聞いてみようと思い、再度中へ。
人が多くて大変そうな受付の方が誰とも話していないタイミングを見計らって尋ねてみると、どうやら上のフロアで「大分県立美術館コレクション展」という展示が開催されていて、こちらは事前に予約をしなくても観ることができるとのこと。
エスカレーターをのぼって 3 階へと向かうと、こちらは人も少なく美術館らしい落ち着いた雰囲気。混雑していなかったので、コレクション展のチケットを購入するついでにスタッフの方に「ものすごく人が多いですね」と声をかけてみると、やはりジブリ展目当てのお客さんが非常に多く、普段よりたくさんの人が美術館へやって来ているとのこと。ジブリ、人気すぎる。
大分県立美術館コレクション展のチケットのお値段は、わずか 300 円。各種キャッシュレス決済にも対応していました。
最初に展示されていたのは、大分県出身の日本画家だという福田平八郎氏の日本画。春夏秋冬様々な季節の景色が描かれていましたが、個人的に心惹かれたのは松の木に雪が積もっている光景を描いた『初雪(松)』という日本画。石川県で生まれ育った私は、松の木に雪が積もっている景色を小さい頃からよく見ていたので、なんだか懐かしい気持ちになりました。
私は雪景色を描いた絵を見て懐かしい気持ちになりましたが、九州で育った福田平八郎氏にとって雪は珍しくて興味深い対象だったそうで、その生涯で雪をモチーフにした作品を数多く描いているそう。展示室内にも雪が描かれている絵が多く展示されていました。
その後の展示室では、戦後に活躍した日本画家の方々による作品が展示されていたり、大分県日田市という場所で制作されているという 小鹿田焼 の展示があったり。後半はフランス絵画の展示になっていて、芸術知識をあまり持たない私でも名前を聞いたことのあるパブロ・ピカソ氏の大きな絵画も展示されていました。
フラっと立ち寄った大分県立美術館でしたが、最初は何も観ることができないのかと思ったものの、素晴らしい作品の数々を観ることができました。
大分県立美術館コレクション展は、ジブリ展のチケットを持っていると無料で入ることができる的なことを受付の方がおっしゃっていた…ような気がする(割引価格かも?)こともあってか、私の他にも人の姿はあったものの、後ろから急かされるようなこともなくゆっくり落ち着いて過ごすことができてよかったです。