日本海の海岸沿いに広がる鳥取砂丘へ行ってきた
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鳥取市にある 鳥取砂丘へ行ってきました🏜️ 京都府・兵庫県・鳥取県の 3 府県にまたがる 山陰海岸国立公園、その西端に位置する砂丘で、鳥取県を代表する観光スポット。知人から「鳥取砂丘はいいぞ」とおすすめされたので、列車とバスを乗り継いで鳥取砂丘に初訪問してきました。
大阪から特急列車に揺られること 2 時間半。訪れたのは鳥取市の玄関口である JR 鳥取駅 です。鳥取に到着したのがちょうど 12 時ごろだったので、駅の商業施設 シャミネ鳥取 にて腹ごしらえをしつつ、鳥取砂丘への移動を開始します。
鳥取駅から鳥取砂丘までは路線バスが発着しており、鳥取を訪れた多くの観光客が利用するためか駅構内には鳥取砂丘へ向かうバスの時刻表と戻って来る際のバスの時刻表が目立つ位置に掲示されていました。バスターミナルへと向かう際にも分かりやすく看板が設置されており、迷う心配もありません。
都会の路線バスでは、多くの路線で Suica や ICOCA などの交通系 IC カードが利用できますが、訪れたタイミングでは鳥取県内の路線バスに交通系 IC カードでの乗車は不可。公共交通機関を利用して鳥取砂丘へ向かう場合には、現金を用意しておく必要がありました。
しかしながら、調べてみると今年 2026 年の 3 月 21 日から全路線バスに ICOCA が導入されるそうで、今後は細かい小銭を用意しなくてもキャッシュレスで移動ができるようになるようです。普段 Suica や ICOCA で乗り物に乗る観光客にとっては嬉しいニュースですね。
バス乗り場でバスを待っていると、鳥取市の観光周遊バス「ループ麒麟獅子」の 1 日乗車券の案内を発見。もしかしたらこちらを購入しておいたほうがお得に移動ができるのかも?と思い、1 日乗車券を販売しているというバスターミナル内にあるバスセンターへ。
1 日乗車券について聞いてみたのですが、この乗車券で乗ることができる「ループ麒麟獅子」は一方通行のバスなので、行きは 20 分くらいで移動することができるのですが帰りは 50 分と乗車時間が長くなってしまうとのこと。普通にバスに乗ったほうが早く帰ってくることができますよ~、とのことだったので今回は利用を見送りました。
鳥取砂丘までのバスの運賃は片道 380 円。バスセンター内の両替機は 1,000 円札などを 100 円玉に両替することしかできなかったのですが、窓口で 1 日乗車券について尋ねた際に「10 円玉が足りなくて…」と相談したところ快く両替をしていただけました。助かる…。
時刻表に掲載されていた発車時刻の前にバスがやってきて、続々と観光客が乗り込んでいきます。私も…と思いバスの方へと足を動かしかけたのですが、よく見ると乗車しようとしていたバスではなく、運賃が 20 円高いループ麒麟獅子でした。こちらは乗車予定のバスが出発する 5 分前にバスターミナルを出ていきました。あまりにも初見殺しのトラップすぎる。
ループ麒麟獅子が多くの観光客を連れて行ってくれたおかげで空いている路線バスに乗車し、揺られること 20 分ほど。下車したのは「砂丘センター展望台」という停留所。バスはこの先「砂の美術館前」「砂丘会館」と、より鳥取砂丘に近い停留所へと進んでいくのですが、まずは展望台から全体を見てみたくてこちらで下車することにしました。乗っていた人の中で、ここで降りたのは私一人だったので少し不安になりましたが…。
小高い丘のような場所にあるのが、この「砂丘センター見晴らしの丘」という施設。1 階には鳥取や山陰地方のお土産が所狭しと並んでいるほか、ここでしか味わえない海の幸が食べられるレストラン、鳥取を代表する果物である梨を使ったスイーツを販売する売店などがありました。
そんな施設の上のフロアには鳥取砂丘と日本海を一望できる展望台があり、無料で立ち入ることができるようになっていました。階段を上って展望台へと向かうと、目の前に現れたのは普通の砂浜とは比較にならないほど広い砂の海と、その向こうに続く青い海!
遠くから眺めていると、風が強いのか、それとも砂の粒が細かいからなのか、風によって砂が巻き上げられて空気がぼんやり砂色になっている様子も。めっちゃ目に砂が入っちゃいそう…。
高いところから鳥取砂丘を眺めた後は、ついに鳥取砂丘へと向かいます。この「砂丘センター見晴らしの丘」から鳥取砂丘までは、スキー場などにあるようなリフトで結ばれていて、片道 300 円で利用することが可能。こちらに乗ってみたかったというのも、この場所でバスを下車した理由のひとつです。
JR 西日本が提供する「tabiwa by WESTER」でリフトの往復チケットが 300 円で購入できるようだったので、片道分の料金で往復できるならめっちゃお得だな~と思い、今回は「tabiwa by WESTER」でチケットを購入しました。リフトの乗り場で係の方に聞いてみると、砂丘センターの方にある有人窓口でチケットを引き換えてね~とすごい笑顔で丁寧に対応してくださり、チケットを受け取ってから再度リフトへ。
この鳥取砂丘観光リフトは全国でも珍しい「道路の上空を通過するリフト」なのだそう。正面に鳥取砂丘と日本海を望みながらゆっくり進んでいくリフトに乗っていくと、観光客や自動車がいっぱい集まる道路の上空へ。わずか 5 分ほどの時間でしたが、景色も美しく素敵な時間を過ごすことができました。
リフトを降りると、目の前に現れたのは一面の砂景色。正直なところ、そこまで大したことないんじゃないかなんて思っていたのですが、普通の砂浜とは違う、細かい砂だらけの空間がどこまでも続いている光景が想像よりも遥かに壮観。遠くに見える人の姿が米粒よりも小さく見えるほど広大な範囲が砂で埋め尽くされています。
砂しかないかといえばそんなことはなく、丘のように盛り上がった部分のそばにあるくぼんだところには水が溜まっていて、ちょっと濁ったエメラルドブルーみたいな色をしています。
こちらはオアシスで、南側にあるという湧水エリアから流れた雨水が溜まり、池となったものだそう。このオアシスは夏には干上がってなくなってしまうとのことで、春前のこの時期に鳥取砂丘を訪れたからこそ見ることができた光景です。
鳥取砂丘は起伏が激しく、その中でも「馬の背」と呼ばれる場所は標高 47m の高さがあります。訪れた人々が列をなして馬の背の頂上へと歩いているようだったので、私も後に続くようにして砂の上を歩いて馬の背の頂上を目指します。
歩きやすいスニーカーを履いて訪れたのですが、砂の上に足を下ろすと柔らかな砂に飲み込まれてかなりグッと沈む感覚があり、なかなかに歩くのが大変。
砂丘センター見晴らしの丘からも見えていましたが、思っていたよりも遥かに風が強く吹いており、時折吹く一段と強い風が過ぎ去るまで目を閉じてその場でジッとしている瞬間もありました。周囲の人たちもみんな目が痛いと話していました。また、私は自宅からずっとマスクをつけて訪れたのですが、持っていない人は口の中に砂が入って大変そうです。
ただでさえ歩くのが大変な鳥取砂丘ですが、馬の背に登ろうとするとより過酷な状況に。ゆっくりと登っていかないと滑りそうになりますし、沈んでいく足を引き上げるのに体力が要ります。しかしながら、登り終えて頂上から見える景色は素晴らしいもので、砂と海のコントラストが綺麗でした。
登りよりも下るときのほうが大変だぞ…と思いつつ、なんとか鳥取砂丘から生還した後は近くにある 鳥取砂丘会館 という施設へ。入口近くで「鳥取名物 梨ソフト」というのぼり旗が立っているのが気になったので購入して食べてみたのですが、見た目は真っ白で一見すると普通にバニラソフトクリームのようなのに、味はちゃんと梨の味。甘くてものすごく美味しかったです。レギュラーサイズが 500 円、ミニサイズが 350 円。支払い方法は現金のみとなっていました。
鳥取砂丘へ行ってきましたが、大量の砂に覆われている光景というのが想像以上に壮観で、初っ端から圧倒されてしまいました。やはりネットなどで写真を見るだけじゃなくて、実際に訪れることに意味があるなと改めて感じました。
また、犬や猫を連れて訪れている方も見られ、砂の中を歩いているときに可愛らしい猫ちゃんの鳴き声が聞こえてきて癒やされる瞬間もありました。
私はリフトのチケットを往復で買っていたので、再びリフトに乗り「砂丘センター展望台」の停留所から鳥取駅へと戻ったのですが、砂丘のすぐ近くにはオシャレなカフェがあり、帰りのバスを待つ際に立ち寄るのも良さそうだなと感じました。あと、停留所の停まる順番的に、砂丘会館から乗車したほうが座れそう。砂丘センターから乗ったら「本当にこれ乗れるのか…?」という満員状態のバスがやってきて困惑しました。バスで向かわれる方はご参考まで…。