新しい駅ビルが開業した広島駅へ行ってきた
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中国地方最大の都市・広島市。その玄関口であり、昨年 2025 年 3 月に 新しい駅ビルが開業した広島駅へ行ってきました🚉 私が住む大阪でも、駅構内に広島の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」の案内が掲示されており、以前から一度訪れてみたいと思っていました。
大阪から新幹線に乗ってやってきたのは、JR 広島駅。山陽新幹線の全列車が停車するほか、在来線として山陽本線と芸備線、それから呉線と可部線の列車がやってくる巨大な駅です。その乗車人員は中国地方最大で、JR 西日本が公表している資料 によると、2024 年度の 1 日平均乗車人員は 75,035 人で京都・大阪・神戸の京阪神地区の駅を除くとトップです。
そんな広島駅では、数年前から駅ビルの建て替え工事が進められています。現在も引き続き工事が進められているところですが、昨年 2025 年の春には新駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業。2 階の中央アトリウム空間には路面電車のホームが設置され、新幹線や在来線から路面電車へスムーズに乗り換えが可能になっています。
路面電車というと、その名の通り道路上に敷設された線路を走る電車。広島市内には 広島電鉄 の路線網が各方面へと張り巡らされていますが、それが道路を飛び出して新幹線も停車する広島駅の巨大な駅ビルへ、しかも 1 階ではなく 2 階へと飛び込んでくるという構造はなかなかにインパクトがあります。
駅ビル開業時点では、まだ駅ビルの 2 階から路面電車に乗ることはできなかったのですが、駅ビル開業から遅れることおよそ 3 ヶ月ほど、8 月 3 日にはついに広島駅へと伸びる新線「駅前大橋ルート」が開通。日本初となる路面電車の駅ビル 2 階への乗り入れが実現しました。
JR の中央改札口とは同じフロアになり移動時間は約 70 秒、また新線開通により広島の繁華街である紙屋町・八丁堀方面への移動時間が約 4 分短縮されるとのこと。乗り場も各方面ごとにアルファベットや色によって分かりやすく案内がされていて、ホームも広々としていました。
路面電車のホームを挟んで東側と西側にはそれぞれカフェ店舗が面する空間が広がっていて、路面電車や人々が行き交う様子を眺めながら落ち着いた時間を過ごすことが可能。また、minamoa(ミナモア)の 3 階には建物の東側と西側を結ぶ連絡通路や「雁木テラス」という空間が整備されており、路面電車が乗り入れるアトリウム空間を見下ろすことができます。
駅の中央には広々とした「南北自由通路」が設けられていて、南北方向の通り抜けも容易。駅の北側には ekie という商業施設があり、土産物売り場や飲食店、コンビニや ポケモンセンターヒロシマ が並びます。北側は、路面電車がやってくる南側に比べると少し寂しい印象はあるものの、ホテルがあったりバスやタクシーがたくさん集まるロータリーのようなものが整備されていたり。通行人もやや少なめで落ち着いた雰囲気がありました。
2028 年には、広島から世界へ羽ばたく翼を表現したデザインを取り入れた大屋根や、各方面へと移動することができるペデストリアンデッキが完成予定だそう。まだまだ広島駅の進化は続きそうです。
駅ビルを眺めたり周辺を散策するのも楽しいですが、せっかく広島まで来たということで美味しいグルメも楽しみたいもの。というわけで、広島駅の新駅ビル「minamoa(ミナモア)」内にあるお店で、広島らしい食事をすることにしました。
まず食べに行ったのは、広島のお好み焼き。大阪在住の私は、広島のお好み焼きが大阪のものとは違うということは知識として知ってはいたものの、これまでずっと大阪のお好み焼きしか食べたことがありませんでした。検索サイトなどで「広島 グルメ」などと調べると必ず名前があがるのが「お好み焼き」で、これは食べに行かねばということで。
駅ビル内のお好み焼きのお店を調べてみると、minamoa(ミナモア)内には 2 店舗、ekie 内には 5 店舗あるとのこと。今回は、minamoa(ミナモア)の 6 階のレストランフロア「minamoa DINING」内にある「お好み焼き・鉄板焼き 蔵屋」というお店を訪れました。
新幹線で広島駅に到着したのが 10 時 50 分頃、お店の開店時間が 11 時ということで、ほぼ開店直後くらいにお店の前にやってきたのですが、既に店内はお客さんの姿がいっぱい。お店の前に並べられた椅子にも待ち客が 7 人ほどいて、通路を挟んだ向かい側には行列整理用のロープ付きのポールが並べられていることから、人気店であることが窺い知れます。
順番待ちのために椅子に座って「どれくらい待つことになるのだろうか…」と考えていると、すぐにお店の方が人数の確認に来られました。そして、たまたま前に並んでいたのが複数人のグループばかりで、カウンター席がひとり分だけ空いていたという奇跡的な状況により、すぐに店内へと案内していただけることになりました。タイミングが神すぎる。待ち時間は 1 分ほどでした。
今回注文したのは「廣島焼き」というお好み焼き。広島といえばの牡蠣に加えて、ネギ、イカ天、シソ、そして麺が入っているという広島欲張りセットみたいなお好み焼きです。麺はそばもしくはうどんのどちらか好きな方を選択することができ、今回はそばを選択。
目の前で調理している様子を見ることができ、薄く敷いて焼いた丸い生地の上に牡蠣やそばなどの具材を乗せていくのを見ると、大阪で食べるお好み焼きとは全然違うことがよく分かります。
ヘラの扱いが下手くそすぎて、麺や底の生地部分をうまく切ることができず苦戦しながら食べてみると、食べ慣れたお好み焼きとは違った食感で非常に美味しいものでした。牡蠣が思っていたよりもゴロゴロと入っていたのも満足度高めです。
夕食として食べに訪れたのが、minamoa(ミナモア)の 1 階にある「尾道ラーメン 丸ぼし」という尾道ラーメンを提供するお店。尾道市 は広島県東部にある市で、こちらの「尾道ラーメン 丸ぼし」さんは尾道一行列ができる尾道ラーメン専門店なのだそう。
入口には現金にしか対応していない券売機が設置されていますが、駅ビルの商業施設内の店舗ということでお店の方に声をかければキャッシュレスでの支払いも可能。JR 西日本の WESTER ポイント も貯まります。今回は一番スタンダードな「尾道ラーメン」を注文。お値段は 900 円でした。
トッピングはチャーシューが 2 枚とネギ、メンマ、そしてたっぷり入った背脂。表面に油が多いからなのかスープがめちゃくちゃ熱々でした。麺はオリジナルだという細麺で、鶏ガラや醤油に加えて尾道ならではの瀬戸の魚介類が入ったスープとよく合います。味が濃そうに見えましたが、やや濃いめかな?くらいの食べやすい味。全部飲み干しそうになるほど美味しかったです。
新しい駅ビルが開業した広島駅へ行ってきましたが、開放的な空間に 2 階へ乗り入れる路面電車という見ていてワクワクするような駅でした。駅ビル内のお店も充実していて、私のような観光客が広島グルメを堪能するのにも良し、ホッと一息つくのにも良しといった感じ。フラっと立ち寄って散策するのも楽しそうです。
まだまだ周辺では工事が行われていて、広島駅は今後さらにパワーアップしていくことになります。また広島を訪れた際には、駅やその周辺をじっくり見て回りたいです。