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人生初の夜行バス乗車をしてみた

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ひらたけ

交通費を抑えながら長距離を移動することを考えるときに、必ずと言っていいほど名前が挙がるであろう夜行バス。そんな 夜行バスに人生で初めて乗車してきました🚌 新幹線や飛行機などと比べて「夜行バスはかなりしんどい」という声をよく聞くので、お金を貯めて他の移動手段を使うことで夜行バスの利用を避けていました。

しかしながら、ふと「夜行バスって、体力的にも若いうちにしか乗ることができないだろうな」という考えが頭をよぎり、まだギリ 20 代のうちに一度は経験しておいたほうが良いのではないか?ということになりました。というわけで、今回は 大阪から愛媛県の県庁所在地である松山までを夜行バスで移動 してみました。


夜の 22 時過ぎという遅い時間にやってきたのは、大阪・梅田の阪急三番街にある 阪急高速バスターミナル。こんな夜遅い時間に家を出るということもそうですが、夕食や入浴を済ませた後に外を歩いているということが非常に新鮮だなという感じ。既に非日常感があって、なんだかワクワクしてきます。

阪急高速バスターミナルの写真

今回乗車するのは、阪急三番街の高速バスターミナルを 23 時過ぎに出発する オレンジライナーえひめ号。四国にある愛媛県の県庁所在地である松山市や、その先の八幡浜市へと向かう高速バスで、今回乗車する夜行バスのほか、お昼の時間帯に出発する昼行便もあるようでした。座席は 3 列独立シートです。

夜の繁華街ということで、高速バスターミナルやその周辺はお酒で酔っ払っている人が多め。関西の知人と食事やお酒を楽しんでから夜行バスで移動する、という人も多いようで、別れの挨拶をしている人の姿がちらほらと見られました。酔っ払ってフラついた人に思いっきりタックルされ、壁に頭を強くぶつけた方がいて、あまりの音の大きさにだいぶ心配になるという結構怖い場面もありましたが…。大丈夫だったんだろうか…。

初めての夜行バスということで、インターネット上で情報を集めたり、夜行バス経験済みの知人から話を聞いたりした結果「車内で靴や靴下を脱ぐだけでかなり楽だからスリッパがあると良い」「ネックピローは必須」ということで、ほどほどの値段で購入できそうな Standard Products で調達しました。

また、バス車内の明かりがついたり消えたりするのが気になりがちだからアイマスクがあると良いよ、というアドバイスを受けて、近くのドラッグストアで温かくなるアイマスクを購入。初めての夜行バスに挑む準備はバッチリです。

Standard Products のスリッパとネックピローの写真

高速バスの待合室やその入口付近には、バスターミナルを出発するバスの時刻が掲載されているディスプレイが設置されていて、見てみると今回私が乗車予定のバスは「空席なし」とのこと。予約が可能になる乗車日の 1 か月前に予約をしていたので、これほど多くの人が乗車するということを知らず「ワンチャン前後の席が空席だったら楽なのにな~」とか思っていたのですが…そんなことはありませんでした。

出発時刻の 10 分ほど前になり、いよいよバスへと乗り込みます。2 泊 3 日くらいであればリュック 1 つで旅行するタイプの人間なので、今回も荷物はリュックのみ。車内で使いたいものも含め、全てがリュックに入っているのでトランクに預ける必要はないだろうと、そのまま乗車しました。

予約した進行方向右側の窓側の座席の足元に荷物を降ろし、シートに着席。バスの座席にしては広めな感じがしましたが、大きめのリュックがひとつあるだけで結構狭くなります。

シートはリクライニング可能なもので、肘掛け部分にコンセントも完備。しかしながら、コミュ障すぎて後ろの人に「少し倒します」の一言が言えなくて倒せなかったり、持っていた充電器がデカくてうまく挿すことができなかったりで、その設備を活かすことができませんでした。

また、座席と通路を仕切るカーテンが用意されていたのですが、前後の人と共有となっていて、引っ張りすぎると迷惑がかかるし、ギリギリを攻めてもなんやかんやで隙間が空くのでプライベートな空間が得られたかと言われると結構微妙な感じ。真ん中の列よりは居心地は良いだろうけれど、どうしても周りの視線は気になるなという感じです。

松山市駅に停車する伊予鉄バスの夜行バスの写真

定刻になり、バスは大阪を出発。途中、新大阪駅や兵庫県内の停留所などを通って乗客を拾いつつ、明石海峡大橋を渡って 淡路 SA へ。少し休憩を挟み、淡路 SA を出発したのが 1 時過ぎで、ここでようやく車内の明かりが消灯となりました。思っていたよりも遅い時間に消灯だったので、アドバイス通りアイマスクを持ってきたのがかなり役に立ちました。

大阪を出発したときからアイマスクを装備して、どうにか睡眠を取ろうとしてみたのですが、寝ているのか起きているのかよく分からない感じ。全く眠れないという感じではないけれど、細切れな睡眠を繰り返しているような状態でした。慣れ…なんですかね?

4 時過ぎ頃に、愛媛県の 石鎚山 SA に到着。その後 5 時過ぎになると車内の明かりがつき、トイレ休憩タイムとなりました。ずっと座りっぱなしだったので私も一度外へ出ようかとも思ったのですが、なんやかんやでタイミングを逃してしまい結局座ったままでした。

伊予鉄松山市駅の写真

再び車内の明かりが消灯となり、松山方面へと出発。カーテンは締め切っていたものの、隙間から徐々に外の光が入ってくるのを見て夜が明けていくのを感じます。到着の案内などが放送されていましたが、音量が小さいのか私が寝ぼけていたのか、全然聞き取れなくて笑ってました。深夜もとい早朝テンションすぎる。

時刻は 6 時過ぎ、バスは伊予鉄道の松山市駅前バスターミナルに到着。長距離かつバスでの移動でしたが、遅れることなく定刻での到着で少し驚きました。これにて初めての夜行バス体験は終了です。


初めての夜行バス乗車をしてみましたが、聞いていた通りなかなかのしんどさだなあ…という感じでした。人によっては「夜行バスの車内でも熟睡できるよ!」という方がいるのかもしれませんが、私は眠れたような寝てないような…という感じで、どうにもダメでした。

移動中は足元にずっと大きなリュックを置いていたのですが、かなり場所を取られてしまったので車内で使うものだけ別で分けて、その他の荷物はトランクか頭上の荷物棚に置いてしまったほうが良かったなと反省。

また、松山に到着してから少し周辺を散策していたのですが、早朝過ぎて開いている店が全然見当たらなかったので、あらかじめ早朝から開いているお店を調べておいたり、お散歩コースを準備しておいたりしておくのも大事だなと思いました。

大変なことは色々あったものの、全体的に非日常感があってワクワクしましたし、一度経験してみたのは良いことだったなというお気持ち。たぶん今回の夜行バス乗車が最初で最後になりそうではありますが…。おつかれさまでした。