青春 18 きっぷで大阪から石川まで行ってきた
- 投稿した日
- 更新した日
- 書いたひと
- ひらたけ
東京と金沢を結ぶ、北陸新幹線。この北陸新幹線が来年 2024 年春に、福井県の敦賀まで延伸される予定となっています。これにより、東京から福井や敦賀へ新幹線で簡単に行くことができるようになります。
この北陸新幹線敦賀延伸に伴い、 現在の金沢駅~敦賀駅間が第三セクターへ移管される 予定となっています。金沢駅~大聖寺駅間が「IR いしかわ鉄道」へ、大聖寺駅~敦賀駅間が「ハピラインふくい」へと変わります。
JR の鉄道路線ではなくなってしまうため、JR の普通列車が乗り放題となる 「青春 18 きっぷ」で石川県へ行くことができなくなってしまいます 。そんな石川県へ、青春 18 きっぷを使って行くことができるうちに行っておこう!ということで、大阪から電車を乗り継いで石川県の金沢駅…ではなく小松駅まで行ってきました。
平日の朝 8 時前の JR 大阪駅に、通勤通学で電車を待っているひとたちの列の中にまじって青春 18 きっぷで石川県まで行こうとしている私の姿がありました。
大阪から北陸方面へ普通列車で行く場合、よほどのことがない限りは京都・大阪・神戸などの大都市を結ぶ最速達列車である新快速に乗車することになります。私は 大阪駅から琵琶湖線を通って長浜駅へ向かう新快速 に乗り込み、北陸方面へと移動を開始しました。
琵琶湖の北側を通る湖西線を走っていく新快速に乗車したほうが早く移動できるのですが、今回は琵琶湖の南側を通る琵琶湖線を走っていく新快速に乗車しました。急ぐ旅でもないのと、特急サンダーバード号を利用して北陸方面へ行く際には湖西線を通るので、せっかくなら普段と違うところを通る列車に乗ろうということで。
通勤通学の時間帯ということもあり混雑した新快速は、大阪を出て京都や滋賀県の県庁所在地である大津などを通り、東海道新幹線も通る米原駅へ。12 両という長い編成で走ってきた列車は、ここで後ろの 8 両が切り離されて 4 両編成となりました。
米原駅からは北陸本線に入り、琵琶湖の湖岸沿いを長浜まで走っていきます。
長浜駅からは、北へ少し進んだところにある近江塩津駅へ向かう列車に乗車しました。近江塩津駅は、京都駅のあたりで別れた湖西線と合流する駅となっています。
近江塩津駅に到着し時刻表を確認すると、北陸方面へ移動する列車が来るのが 30 分後となっていました。せっかく普通列車に乗り放題の青春 18 きっぷを持っているのに、暑い中でただ待っているのも…ということで、列車を降りてすぐにやってきた姫路行きの新快速に乗ってお隣の永原駅まで行ってみることにしました。
永原駅は、周辺が自然豊かで、非常にのどかな雰囲気の駅でした。
乗ってきた列車とは反対方面へ向かう列車に乗り換えるため、乗ってきた列車を降りたホームから階段を上り下りして別のホームへ移動したのですが、なかなか段数が多かったのでひとによってはしんどそうです。通路は昼間にもかかわらずかなり暗かったり、よく晴れた夏の暑い日なのに床が濡れていたりと、夜に来たら結構怖いかも…と思いました。
10 分ほど滞在し、湖西線を走ってやってきた列車に乗って北陸新幹線開業の準備が進められている敦賀駅へ向かいます。
「北陸新幹線の敦賀駅はものすごく巨大だ」という話は以下のニュースや動画などを見て知ってはいたのですが、実際に見てみるとその巨大さに圧倒されました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴って、現在大阪と金沢の間を走っている特急サンダーバード号は、ここ敦賀駅止まりになる見通しとのこと。これまで乗り換えなしで行くことができたのになあとは思うのですが、特急列車と新幹線の乗り換えが簡単にできるような駅になるという話も聞いているので、どんな感じなのか楽しみな気持ちもあります。
さて、敦賀駅で福井行きの普通列車に乗り換え、福井駅で金沢行きの普通列車に乗り換えて、北陸本線を北へと進んでいきます。本当は福井駅の周辺を少し散策する予定だったのですが…さすがに大阪を出てから 7 時間ほど経っており、体力的に限界ということで諦めました。
そうして、今回の旅の目的地である小松駅に到着しました。
小松駅では、北陸新幹線開業に向けて複合商業施設「Komatsu 九(ナイン)」が新しくできるということで、一足先にフードコートのようなエリアがオープンしていました。
まだまだ工事中のようだったので、グランドオープンのあとでまた訪れたいと思います。かなりおしゃれな雰囲気だったので期待。
来年春に北陸新幹線が敦賀まで延伸されたら、せっかくだし新幹線に乗ってみたいなあ。ということで、今回の記事はここまで。お読みいただきありがとうございました。