モロッコ料理を食べに行ったときの話
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皆さんは モロッコ料理を食べたことがありますか? そもそも「モロッコ料理ってどんなのか分からん」っていうひとのほうが多いのではと思います。
今回はそんなモロッコ料理を食べに行ったときの話です。
訪れたのは JR 大阪駅や阪急大阪梅田駅のあたりから少し西の方へ移動したところにある「Le Marrakech(ル・マラケシュ)」。梅田のランドマークのひとつである 梅田スカイビル のすぐ近くにあるモロッコ料理のお店です。
店内には 独特な模様の雑貨や陶器のようなもの がたくさん置かれており、 異国の雰囲気が感じられました 。私はモロッコについて「なんか赤と緑の国旗の…、地中海らへんの国…」くらいのことしか知らなかったので、モロッコというのはこういう感じなんだなあと眺めながら店員のかたに案内され 2 階へ向かいました。
今回は、 事前に予約をすることで頼むことができる「ランチ予約限定コース」というコース をおねがいしました。
メインの料理が 1 つ、前菜が 2 つ、ハリラスープ、パンもしくはサフランライス、それからミントティーという内容です。
最初にいただいたのは ハリラスープというスープ 。シナモンっぽい香辛料の香りがする豆が入ったもので、モロッコでは日常的に食されているそう。
いきなり香りも味もはじめてな料理でしたが、甘めの優しい味でおいしくいただけました。
続いては特徴的な模様の大きめな皿に乗った料理。分からない食材がたくさんありますが、三角の形をした揚げ物とサラダっぽい。
三角の揚げ物は ブリワットというモロッコの揚げ春巻きのようなもの だそうで、中には肉などの具材が入っています。サラダのほうは、 知ってる野菜と知らない何かが半々くらい のもの。おそらくキヌアという穀物と思われるもの、名前を聞いたことしかないビーツ、そしてそれらに未知の調味料がかかっておりまさに異国の料理。
私はおいしくいただきましたが、ひとによってはつらいものもあるかもという感じ。
そしてようやくメインへ。「クスクス」「タジン」「ブロシェット串焼き」から選ぶことができ、 「クスクス」と「タジン」をいただきました 。クスクスとタジンにはそれぞれ種類がいくつかあり、クスクスのほうはチキンのクスクス、タジンのほうは牛ミンチのタジンでおねがいしました。
今回私は友人と 4 人で訪れており、2 つの料理が大きな皿にのってやってきました。
写真の奥が「クスクス」で、手前が「タジン」です。
クスクスは小麦から作られている粒のようなもので、めちゃくちゃ小さいですがパスタの一種だそう。写真では分かりづらいですが、 野菜や骨付きの肉、豆などの下に大量のクスクスが入っています 。
タジンはボール状のお肉や卵がトマトのソースで煮込まれたようなものでした。後から調べて知ったのですが、 とんがり帽子のような形の蓋のある鍋が「タジン鍋」 というそう(ウィキ調べ)。そんな形の蓋があったかどうか記憶が怪しいのですが、その鍋を使って作った料理ということなんだと思います。事前にちゃんと予習してから行けばよかったかも。
量が多かったのとナイフを使い慣れてなかったのとで、食べるのに苦労しましたが、どちらもおいしくいただきました。写真には写っていないですが、平べったい半円型のパンと、めちゃくちゃ黄色をしたサフランライスもあわせていただきました。
初めてのモロッコ料理でしたが、異国情緒があり、スパイスの効いた料理は食べたことのない香りと味で楽しめました。
食後にいただいたミントティーは、小さなコップに向かって非常に高い位置から注ぐというパフォーマンス的な要素もあり、良い経験になりました。
今回はコースをおねがいしたこともあり、食事を終えるまでに 2 時間半ほどの時間がかかりました。食事の後に予定を入れていたせいでかなりバタバタしてしまったので、同じように予約限定のコースを頼まれるかたがいらっしゃいましたらご注意ください…。