聖徳太子が建立された四天王寺に行ってきた
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大阪の有名な観光地のひとつである 四天王寺 へ行ってきました。 1,400 年以上の歴史がある日本仏法最初の官寺 で、聖徳太子が建立(こんりゅう)されたそう。官寺というのは国から支援を受けて運営している寺院…みたいな感じのものらしい。
車通りの多い広い国道沿いにある、四天王寺南端の南大門から境内へと入っていきます。
立派な門をくぐると、正面には「中門」が見えます。この門は、四天王寺の中心部に建てられた中心伽藍の南端に位置しており、修行をする僧侶が集まる清らかな場所である伽藍の守護神・金剛力士(仁王像)をまつっているのだそう。
仁王像をまつっていることから、仁王門とも呼ばれているそうです。
中心伽藍へは西側の門から入ることができるとのことで、左手側へ進んでいきます。
訪れた日がたまたまそういう日だったのかは分かりませんが、多くの露店や屋台が並んでいました。よくある夏祭りなどにあるような感じの店ではなく、ガラス細工や木製の食器、手作りのカバンなどを置いているお店がほとんどでした。中には整体の店もありました。
歴史のある寺ということで厳かで静かで…みたいなのを想像していたので、このような賑やかな場所だというのは意外でした。
さて、中心伽藍の西側の門で拝観券を購入し、中へと入っていきます。
こちらは想像していたような厳かで静かな雰囲気の場所です。
先ほど見た「中門」、中心伽藍の中央に建てられた「五重塔」と「金堂」、北側にある「講堂」が南北に一直線に並んでいて、それらを回廊がぐるりと囲んでいます。この配置は 「四天王寺式伽藍配置」 と呼ばれているそう。日本で最も古い建築様式のひとつなのだとか。
中心伽藍からは一直線に並んだ建物と青い空、そして遠くにあべのハルカスが見えます。
中心伽藍を出た後は、そのまま西側の門をくぐって四天王寺の外へ出ます。四天王寺の西端には石の鳥居があり、これは神仏習合の名残なんだとか。
そんな石の鳥居のすぐ近くにある和菓子屋さんで「ひやしあめ」をいただきました。関西では夏の定番の飲み物だそうで、生姜の味が効いた冷たい飲み物でした。甘いのは甘いですが、甘すぎるという感じでもなく、大変飲みやすかったです。
四天王寺にはまだまだ見ていない場所もあるのですが、それはまた次に訪れたときにということで。