両岸がループ状になっている千本松大橋を歩いて渡ってみた
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大阪市の西側、 大正区と西成区の間を流れる木津川に架かる千本松大橋 。この橋は両岸が 2 段のらせん状になっており、その形状から「めがね橋」の愛称で呼ばれています。そんな桁下が水面から 33m もある大きな橋を、歩いて渡ってきました。
この日はあまり天気が良くなく、曇り空が広がっていました。前の日に雨が降っていたため地面が濡れていたり水たまりがあったりする道を歩いて、千本松大橋の大正区側へと向います。
橋を下から見上げると、 2 段のらせん状になった道路が見えます 。事前に地図等で確認はしていたのですが、実際に来てみるとその大きさと高さに驚きます。らせん状になった道路の円の真ん中はグラウンドになっており、中学生か高校生くらいの学生たちが野球をしていました。橋をのぼっていく車はかなり多く、乗用車だけでなくトラックや路線バスも見られます。
さっそくらせん状になった橋を歩いてのぼり始めます。 坂はそれほど急ではなく普通に歩ける感じ ではありますが、ゆるやかな坂道でも 2 段のらせんは長くて途中で疲れてきました 。
坂道の途中に、津波がきたときの避難場所を示す案内が貼られていました。たしかに高さはあるので、高いところに避難しようとしたときに橋の上に移動すれば安全そうですが、水辺で屋外で細い橋の上で津波が迫ってくるのを想像したら結構怖そうだなあと思いました。
ようやく一番高いところまでのぼりきり橋の外を見ると、高さ 300m を誇る日本一高い駅ビル「あべのハルカス」が見えました。遠くからでもすごく目立ちますね。天気が良いともっときれいによく見えそうです。
歩道の車道と反対側には落下防止のために金網が取り付けられていましたが、ところどころに謎の南京錠が付けられていました。上までのぼった記念的なものなんでしょうか…。
橋を西成区側まで歩き、再びらせん状の道路を歩いて下っていきます。 こちらも反対側同様 2 段のらせん状 になっています。
ゆっくりぐるぐると橋を下っていき、ようやく橋を渡りきりました。 橋を渡り始めてから反対側にたどり着くまでおよそ 20 分ほどかかりました 。車などで移動しても、それなりに時間がかかるのではないでしょうか。千本松大橋の下には無料で利用できる渡船があり、こちらを利用すれば 2 分ほどで対岸まで移動できるので、よほどの理由が無い限りはそちらを利用するのかなと思います。
また訪れることがあったら、そのときは天気が良いといいなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。