淀屋橋から梅田まで御堂筋を歩く
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先日、 淀屋橋から梅田まで御堂筋を歩いてきました 。淀屋橋は中之島の南側を流れる土佐堀川に架かる橋で、江戸時代の初期に架けられたのだそう。近くには Osaka Metro 御堂筋線・京阪本線の淀屋橋駅があります。
御堂筋 は、大都会大阪梅田にある阪急百貨店・阪神百貨店のあたりから大阪ミナミの南海電鉄なんば駅のあたりまでの、 大阪のキタとミナミを結ぶ大通り です。後から調べて知ったのですが、長さはおよそ 4.2km ほどと意外と短く、端から端まで歩こうと思えば歩けるくらいの距離。休日にのんびり歩くのも楽しそうです。
大阪のメインストリートだけあって人も車も非常に多く、淀屋橋の上からはいくつもの背の高いビルが立ち並んでいます。この淀屋橋は先述の通り江戸時代の初期に架けられたそうで、国の重要文化財に指定されています。
さすがに江戸時代のものがそのまま残っているというわけではなく、この日歩いている御堂筋の整備にあわせて架け替えられたものだそうですが、歴史を感じさせる重厚感ある見た目をしています。
淀屋橋を渡ると、大阪市行政の中枢・大阪市役所が見えてきます。こちらもまた歴史を感じさせるどっしりとした見た目の建物。大阪市役所の中には「水色スイッチ」という装置が設置されており、 水筒を持参すれば無料で水を汲むことができます 。
以前大阪市水道局の水道記念館を訪れた際にも「水色スイッチ」を見かけたのですが、そのときは存在を知らず水筒を持ってきていませんでした。今回は大阪市役所の前を歩くということで、忘れずに水筒を持参し水を汲むことができました。
市役所内に水色スイッチへの案内などは見かけなかったので場所が分かりづらいかもですが、正面の入り口から入って右奥のほうへ進んだところにありました。自動販売機の奥あたり。水を入れる水色のデカいボタンは、押している間だけ水が出る感じ。
大阪市役所を出て、水筒に入れた水を飲んで水分補給をしつつ再び御堂筋を歩いていきます。先ほど渡った淀屋橋と同じく国の重要文化財に指定されている 大江橋 を渡り、梅新南交差点を斜め左方向へ。そのまま進んでいくと、梅田新道という交差点が見えてきます。この梅田新道交差点は 東京・日本橋から続いた国道 1 号の終点 で、また 九州まで伸びていく国道 2 号の起点 となっています。
東へは国道 1 号、西へは国道 2 号、北へは国道 176 号、南へは国道 25 号と、それぞれ異なる番号の国道が伸びています。御堂筋はこの梅田新道よりさらに北にある阪神前(阪急前)交差点までとなっており、もう少しだけ続きます。
いつ見ても人で賑わっている大阪駅前第 4 ビルの宝くじ売り場の前で幸運のポケットティッシュを受け取り、大阪ステーションシティへと続いている歩道橋をのぼると、西日本最大のターミナル駅である JR 大阪駅が見えてきます。奥に見えるのはヨドバシ梅田タワーとグランフロント大阪。
人が多くて賑やか。静かな場所でひとりで過ごす時間もすきだけれど、たくさんの人が集まっている場所をゆっくり歩くのはまた違った良さがあってすきです。
御堂筋のイチョウ並木は、自然のものながらどこか都会的な雰囲気が感じられます。真っ直ぐ続いていく大きな道路を眺めるのは個人的にめちゃくちゃ良かったので、また良いお天気の日に散歩しようかなと思います。