雨の日の夜の心斎橋筋商店街を歩く
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仕事帰りにお散歩しようと思っていたある日の夜、空を見上げるとあいにくの雨。雨降りな日も嫌いではないけれど、外を歩くのならやっぱり晴れのほうがすきです。雨は濡れない場所から、温かい飲み物でも飲みながら静かに眺めるのがいいよね。
もともと少し外を歩いてから帰る予定をしていたので、なんだかそのまま真っすぐ帰る気分にもなれず。なら屋根のある場所を歩いてから帰ろうかということで 大阪を代表する繁華街・心斎橋にある心斎橋筋商店街を歩いてきました🚶
心斎橋周辺は百貨店や高級ブランド店などが多く、一般庶民である私は立ち寄る機会があまりありません。買い物は難波周辺とか梅田周辺で事足りるし、せいぜい地下鉄の御堂筋線と長堀鶴見緑地線とで乗り換えするのに通るくらい。このあたりを夜に歩くのは初めてです。
夜の心斎橋に来てみて、まず驚いたのは 周辺にいる人の多さ です。人の流れに逆らうことを許されない多さ。円安の影響もあって外国人観光客が増えているという話はよく聞きますが、街にいる人の半数くらいが外国人なのでは?と思うくらい海外から来られたと思われる方が多かったです。
そして街を歩く人たちが「夜の街」といった雰囲気で、きれいな服装で呼び込みをする男性の方や女性の方が多く見られました。高級ブランドに疎い私でも知っているようなブランドのロゴが入った袋を手に持って歩いている人も多かったです。
商店街の中には有名なアパレルブランドのお店やカフェ、大阪らしさを感じる飲食店などが立ち並んでいました。あと、やたらドラッグストアが多かった印象。大きく「免税」とか書いてあったり、外国人に人気と噂のキットカットが大量に置かれていたので、外国人観光客向けのお店なのでしょうか。
そんな商店街をまっすぐ歩いていくと、有名な観光スポットである 道頓堀グリコサインのある戎橋 が見えてきました。橋の上に屋根はなく、傘をさしながら写真撮影をする人で溢れかえっていました。私もそれに混じってどうにか隅っこのほうで写真をパシャリ。傘をさしながら写真を撮るの、めちゃむずいですよね。
戎橋は、かつて橋の上でナンパをする人が多かったことから「ひっかけ橋」という名前で呼ばれることもあるらしい。難波でナンパ…。
ここから南側には「なんば戎橋筋商店街」が続いています。こちらも人の数が多く、大変賑わっていました。時刻はすでに 21 時を過ぎているのにこの混雑。やっぱり大阪は都会だなあと改めて感じます。
あんまり何も考えずに心斎橋へと行きましたが、どうにも自分の存在の場違い感がすごくて、夜に近寄る場所ではないなあというお気持ち。また雨の日に散歩したくなったときのために、別の場所を考えておかないとですね。今日もおつかれさまでした。