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レトロな缶に入った大阪の芋けんぴ「ニューケンピ」を食べる

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ひらたけ

自分が住んでいる地域のお土産って「他人に渡す用に買うことはあっても自分で買って自分で食べる機会って無いな~」と思い、時々お土産売り場をうろうろとして気になったものを買ってくるということをやっています。今回買ってきたのは、以前からなんとなく気になっていた 蜜香屋さんの「ニューケンピ」 という芋けんぴ。

缶に入ったものと袋入りのものが置いてあり、今回は缶に入ったものを購入しました。中には 「ハイカラ」という一番スタンダードな味の芋けんぴが 150g 入っていて、お値段 1,430 円。

袋入りのものには「ハイカラ」以外にも様々な種類の味が用意されており、「ハイカラ」「落花生(ピーナッツ)」「印度茶(チャイ)」「珈琲(コーヒー)」「加加阿(カカオ)」「胡麻(ゴマ)」と、芋けんぴではあまり馴染みのないようなものもありました。「印度茶」とか「珈琲」あたりが気になる…。

ニューケンピ缶入り《ハイカラ》の写真

なんだか レトロな雰囲気の缶 に入っていてかわいい。大正浪漫的な。私は見ていなくて知らなかったのですが、2021 年に「マツコの知らない世界」という番組でこの芋けんぴが紹介され、全国から注文が殺到してしばらく購入できない状況だったとかなんとか。

缶の中には同じくレトロな雰囲気のデザインの、中身が見える透明なビニール袋に入った芋けんぴ。おしゃれなパッケージに入っているということの影響もあるとは思いますが、高級感がすごい。なんだか芋けんぴが輝いて見える…。

ニューケンピ缶入り《ハイカラ》の写真

ニューケンピを手に取ってみると かなり細めの芋けんぴ で、太さは 3~4mm ほど。 かなり硬めの芋けんぴ ですが、細いのでザクザクと食べ進められます。独自開発されたという特製の蜜は甘すぎず、さつまいもの自然な甘さもちゃんと感じられておいしいです。

蜜香屋さんは、Osaka Metro 谷町線の中崎町駅近くに本店がある焼き芋の専門店。土作りから考えて育てた芋を使った焼き芋を販売されているそうで、芋へのこだわりがすごそうです。そんなお店の芋けんぴ、おいしいに決まってますよね。

商品紹介の案内の写真

このニューケンピは「通いケンピ」というサービスをやっているようで、空になったニューケンピの缶をお店へ持っていくと 特別価格で缶いっぱいに芋けんぴを詰めてもらえる そう。

観光客のフリして買いに行ったのに「お近くにお住まいなんですか?」と聞かれて大阪府民なのがバレてしまった私に「通いケンピ」の説明をしてくださった店員さんの話によると 「蜜香屋TISOU 大丸心斎橋店」と「蜜香屋TUTITO 京都伊勢丹店」の 2 つの店舗で缶に芋けんぴを詰めてもらえるサービスを実施している とのこと。

ただ、商品の中に入っていた商品紹介の紙には「大丸心斎橋店のみで実施しているサービスです」と記載がされていて、京都伊勢丹店で本当にやっているかどうかは謎。もしかしたら、京都のほうは最近サービスを始めたばかりとかなのかも。

店員さんは「心斎橋のほうは、今入っているものと同じ味の芋けんぴを詰めてもらえるんですけど、京都のほうは違う味で~」的なことをおっしゃっていたので、めちゃくちゃ気になります。芋けんぴのために休日に京都まで行ってみようかな…。


パッケージもレトロな雰囲気でおしゃれだし、味もおいしい芋けんぴ「ニューケンピ」。東海道・山陽新幹線の通る新大阪駅構内でも販売されているので、大阪に来られた際のお土産にぜひ🍠