あべの橋と出戸バスターミナルを結ぶ大阪シティバスの1号系統を乗り通す
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大阪市内の端から端までいたるところを走っている大阪シティバス。全部で 100 ほどの路線があり、バス停の数も 1,000 近い数がある大阪シティバスの 阿倍野区のあべの橋停留所から平野区の出戸バスターミナルまでを結ぶ 1 号系統 に乗ってきました。
まず訪れたのは平野区の出戸バスターミナル。地下鉄谷町線の出戸駅と直結していて、地下鉄の改札を出た正面にバスの時刻表が目立つように掲示されていたり、ほぼバスターミナル専用みたいな出口があったりという感じになっていました。
バスターミナルというだけあって 出戸バスターミナルには多くの路線バスが発着 しており、今回乗車するあべの橋行き 1 号系統の他には 2、3、4、9、14、16、22、61、73 号系統と 全部で 10 の路線 があります(2024 年 4 月時点)。休日のお昼すぎという時間でしたが、バスを待っている人は比較的多い感じがしました。
周辺を見てみると、よく大阪市内で見かける大きなバスだけでなく、やや小さめなタイプのバスの姿も見られました。利用者数や停留所の数に合わせて変えている感じなのでしょうか。
大阪シティバスの料金は 210 円。地下鉄からの乗り継ぎであれば 100 円引きの 110 円で乗車が可能ですし、IC カードでは珍しいポストペイ方式の PiTaPa を利用すればさらに 1 割引がされます(月末にその月の分がまとめて割引)。今回は地下鉄からの乗り継ぎかつ PiTaPa での乗車なので、運賃は 99 円(のはず)。めちゃお得。
バスターミナル内には オンデマンドバス の乗降場所があり、バスを待っているときにちょうどオンデマンドバスを利用された方が下車されていました。ベビーカー的なものを持っている様子だったので、たしかにそういう場合には便利そうだなという感じ。オンデマンドバス、走っているのを見かけはするけど利用したことはないので一回乗ってみたさはあります。
そんな感じでバスターミナル内を見て回っていると、「1」という数字を電光掲示板に表示したバスがやってきました。この 1 号系統の運行頻度は 1 時間に 3~4 本ほどとかなり高め。路線図でも太い線で描かれています。
定刻になりバスはあべの橋へ向けて出発。1 号系統という全ての路線の中で最も番号が小さい路線なので、ずっと大通りを通っていくのかと思いきや、意外と細めの道を進んでいきます。出戸バスターミナルを出てからは北へ北へと進み、杭全神社の南側を通る大通りに出てからは道なりに西へと爆走。
途中のバス停では、半分ほどの場所で乗降がある感じ。同じ名前のバス停で「(東)」「(西)」のように複数に分かれているタイプのバス停が多めだなという印象を受けました。
始発となる出戸バスターミナルを出てから 30 分ほどで、終点のあべの橋バス停に到着。上を見上げれば、高さ 300m を誇るあべのハルカスの姿が見えます。最初はそれほど多くの乗客がいなかった車内も、大混雑とまではいかないまでも数名の立ち客が居るくらいには乗っていました。
地下鉄谷町線を利用すれば乗り換え無しで 15 分ほどで移動できてしまうので、なかなか乗り通す人はいないかもですが、たまには路線バス旅というのも楽しくていいですね。