阪急京都河原町駅から烏丸駅までを徒歩で行く
- 投稿した日
- 更新した日
- 書いたひと
- ひらたけ
先日、京都を訪れた際に 阪急京都河原町駅から同じく阪急電鉄の烏丸駅までの間を散歩してきました🚶 この区間は地下に阪急電鉄の京都線が通っており、電車に乗れば 1 分ほどで移動できてしまいますが、多くの観光客が訪れるこのエリアを観光客に混じってのんびり歩くのもいいなあということで。
スタート地点は 阪急京都線の終点である京都河原町駅 です。京都最大の繁華街である四条河原町にある駅で、すぐそばには鴨川が流れ、鴨川に架かる四条大橋を渡ると京阪電車の祇園四条駅があります。さらに東へと進んでいけば、日本三大祭のひとつに挙げられる祇園祭で有名な 八坂神社 があります。
京都河原町駅は、阪急電鉄の資料 によると阪急京都線の中では 2 番目に乗降人員の多い駅。1 番多いのは、今回の目的地である烏丸駅です。京都河原町駅よりも烏丸駅のほうが利用者が多いのはちょっと意外かも。
国内外からとんでもない数の観光客が訪れる京都。そんな京都最大の繁華街である四条河原町周辺は、様々な観光地に近いこともあって当然のごとく大混雑。
歩行者も車もいっぱいな四条河原町交差点から、東西方向に伸びる四条通を西に向かって歩いていきます。
人の流れに沿って歩くことしかできない大混雑の歩道はずっと屋根が付いていて、暑い夏の刺すような日差しを遮ってくれます。そんな屋根には一定間隔ごとに紅白色の提灯が取り付けられており、そこに描かれているのは 2 種類の紋。これは祇園祭を主催する八坂神社の神紋のよう。
唐花木瓜紋というものだそうで、どことなく「京都っぽいな」という雰囲気を感じます。私は小さい頃に京都に住んでいた時期があったので、その影響でしょうか。
碁盤の目といわれる京都の街。四条通を東へまっすぐ歩いていくと、南北方向に伸びるいくつもの通りと交差します。かなり細い道路も多いですが、それら全てにそれぞれ名前がついていて、名称が書かれた看板もきちんと整備されていました。
京都のかたは通りの名前を覚えているらしいですが…ちょっと覚えられる気がしません。
京都河原町駅を出てから 15 分ほど、あっという間に 烏丸駅最寄りの四条烏丸交差点に到着 しました。阪急烏丸駅は京都河原町駅と同じく地下にホームがある駅で、同じ位置には京都市営地下鉄烏丸線の四条駅もあります。
阪急京都線で烏丸駅が最も乗降人員が多いのは、地下鉄に乗って東海道新幹線も通る JR 京都駅のほうへと向かうための降車する人が多いからでしょうか。
今回は京都河原町駅から烏丸駅まで地上を歩きましたが、この区間は全て地下道で繋がっており、夏の暑い日でも空調の効いた涼しい空間を歩いて移動することができます。個人的には地上を歩いたほうが京都の街を見ることが出来て楽しいなと思いますが、通勤通学などで日常的に移動するなら地下を歩くほうが良さそうですね。
せっかくなので地下も歩いてみましたが、途中にマリオのステージが壁一面に描かれていてゲーム内の BGM が流れている場所があったり、祇園祭の山鉾の模型的なものが展示されているエリアがあったりと、意外と地下も色々見どころがある感じになっていました。
京都の街は、近代的でモダンな建物と何百年もの歴史を感じさせる日本らしい雰囲気とが混じり合う独特な街並みが広がっていて、目的もなくうろうろと歩いていても楽しいなあと感じます。もっと色々な場所を散歩してみたいなあと思いました。おつかれさまでした。