姫路駅から姫路城までを徒歩で行く
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先日、姫路を訪れた際に 姫路駅から世界遺産にも登録されている姫路城までを歩いてきました🚶 日本にある城の中でもトップクラスに有名な姫路城。駅からは姫路城へと向かうバスも出ており、10 分ほどの乗車で移動することが出来ますが、歩いても行けるくらいの距離のようだったので歩いてみようということで。
スタート地点は 山陽新幹線も停車する JR 姫路駅 です。新大阪から博多までを結ぶ山陽新幹線が乗り入れているだけでなく、山陽本線・播但線・姫新線の 3 つの在来線が乗り入れるターミナルで、播但線と姫新線はこの姫路駅が起点となっています。すぐ近くには山陽電車の山陽姫路駅もあります。
駅の北側にある姫路城口を出ると、正面には姫路城の姿が。駅から姫路城までは大手前通りという大きな道路を真っ直ぐ進むだけで行くことができ、遮るものがないため駅からでも姫路城の姿を見ることができました。
駅の 2 階にはデッキが設けられ、より綺麗に姫路城の姿を見ることが出来ます。立派なカメラを持って撮影をされている方も多く、人気の撮影スポットなのかも。
再び 1 階へと降り、姫路城へ向けて大手前通りを北へ歩いていきます。大通り沿いには大きな商業施設やオフィスビル、金融機関の建物などが立ち並び、かなり都会的な雰囲気。
姫路市は、兵庫県内では県庁所在地の神戸市に次ぐ人口を擁する都市。政令指定都市ではないですが 姫路市のウェブサイトに掲載されている情報 によると、令和 6 年 6 月時点では人口が 50 万人を超えており、石川県の県庁所在地である金沢市などよりも人口が多い街。大都会姫路。
姫路城へと向かう道路の歩道には街路樹や花が植えられているだけでなく、さまざまな彫刻の設置もされていました。人間の形をした彫刻もあれば、しゃちほこやフクロウの見た目のものなど色々。観光で訪れた方が時々足を止めて鑑賞したり、写真を撮影したりしている姿も見られました。
ベンチも整備され、疲れたらひと休みできるようにもなっています。この日は 30 度を超える暑い日ということもあってか座っている人の姿は見られませんでしたが、もう少し涼しくなってきたら休憩している人の姿も見られるようになるかも。
歩いていて気になったのは、道路に設置された青い看板。姫路の観光名所までの距離や方向が書かれたものがところどころに設置されていましたが、その看板にあるのは英語の表記のみ。日本語は一切書かれていません。
イラストもありますし、英語が読めなくてもまあなんとなく分かりますが、日本語が全く無いというのはなんだか不思議だなという感じ。姫路城は世界遺産に登録もされていますし、姫路はグローバルな街なんだなと改めて実感。街を歩く人も、半分くらいが外国人っぽさがありました。
駅を出発してから 20 分ほど、ようやく姫路城前の交差点まで到着しました。正面には姫路城、駅で見たときよりもかなり大きい。その手前に見える立派な橋は、堀に架かった桜門橋。姫路城へはこの橋を渡り、その先にある大手門をくぐって向かうことになります。
姫路城に近付くにつれて、なにやら賑やかな音楽が聞こえてきていたのですが、姫路城のすぐ近くにある大手前公園で「姫路夏祭り」というお祭りが開催されていました。たくさんの屋台が並ぶ広場の奥にステージがあるようで、そこでライブ的なものが行われていたみたい。
まだまだ気温が高く、歩いているうちに汗がいっぱいで大変でしたが、ずっと正面に姫路城の姿が見える道を歩くのは楽しかったです。迷子にならないよう地図を確認しながら歩く必要もないので、景色を見るのに集中できるのも良かったです。おつかれさまでした。