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世界遺産にも登録されている姫路城へ行ってきた

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ひらたけ

現存天守 12 城のうちのひとつ、姫路にある 世界遺産にも登録されている姫路城へ行ってきました🏯 国宝にも指定されている姫路城は、シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」とも呼ばれています。そんな美しい姫路城を訪れ、城内を歩いたり、大天守内へと入り内部や窓からの景色を見たりしてきました。

やってきたのは姫路城の南側。城を囲むように堀に水が満たされ、そこに大きな橋が架けられています。桜門橋というこの橋を渡ると、立派な大手門という城門が見えてきます。

姫路城の写真

この桜門橋は、発掘調査で出土した遺構を活かしながら江戸時代の木橋をイメージして平成 19 年につくられたものだそう。また、橋を渡ってすぐのところにある大手門も江戸時代から残っているものというわけではなく、昭和 13 年に完成したものとのこと。

橋は比較的新しいものですし、門も位置や大きさは江戸時代のものとは全く異なっているそうですが、どちらも職人の方がつくりあげた立派なものです。

姫路城の写真

立派にそびえる姫路城を見ながら、三の丸広場のまわりをぐるりと時計回りに歩いて姫路城入城口へと向かいます。入城料金は大人ひとり 1,000 円。チケットを受け取り、ゲートを抜けていざ姫路城の中へ。

城内で最も大きな門だという菱の門をくぐると、先ほどまでよりも近くに姫路城の姿が見えます。早く天守のほうへと行きたいところではありますが、案内に沿ってまずは「西の丸」という場所へと向かいます。

姫路城の写真

姫路城は、46m ほどの小さな山の上に築かれた江戸時代初期の城。道はうねうねと曲がりくねっていて、階段や坂道が続きます。ところどころに案内の看板が設置されているのと、多くの観光客がいて同じ方向に歩くことができるのとで迷子になることはなかったですが、かなり複雑だし何も無かったら絶対迷子になりそう。

この日、前日に久しぶりの運動をしたせいで全身筋肉痛がひどくて、時折謎のうめき声のようなものを発しながらよいしょよいしょと城内を進んでいきます。

姫路城の写真

途中にある塀などの壁面には四角や三角などの形をした穴が開けられているのを見かけました。これは狭間という、矢や鉄砲を放つための穴だそうで、敵から城を守るための重要な仕掛けだそう。一般的には丸形・三角形・正方形・縦長方形の 4 種類で、現存する狭間の数は 997 箇所もあるそう。

姫路城の写真

自分がどこにいるのか分からなくなりながらも道なりに進んでいき、いよいよ大天守の中へと入ります。大天守内は土足厳禁となっていて、手渡されたビニール袋に脱いだ靴を入れてから足を踏み入れることになります。

私は何も考えずに五本指靴下を履いてきてしまったせいで、ちょっと周囲の目が気になりました。姫路城を訪れる場合は靴を脱ぐ場所があるということ、これから訪れる予定のある方は覚えておくといいかもしれません。

姫路城の写真

姫路城の大天守は、外から見ると 5 階建てのように見えますが、内部は地上 6 階・地下 1 階の 7 階構成となっています。現代のように重機などがない時代に、これだけ大きな建物をつくるというのは、考えただけで気が遠くなりそうです。

上へと進む階段はかなり急で、お年寄りでなくても手すりに掴まりながらでないと落ちてしまいそうで怖いと思うほど。ところどころ屈まないと通れないような箇所もあり、移動はなかなかに大変でした。

姫路城天守閣からの景色の写真

ようやくたどり着いた大天守の 6 階には窓があり、覗けば姫路の街が一望できます。瓦屋根の先端にはシャチホコのような立派なものも見えます。この最上階の 6 階には刑部神社という神社もありました。姫路城がある姫山の地主神で、近代になってから天守内で祀られるようになったそう。

初めて訪れた姫路城でしたが、これまで訪れたことのあるどの城よりも規模が大きくて驚きました。私は歴史に詳しいわけでもないのでなんとなくで見てきただけになってしまった感がありますが、それでも 400 年以上の長い歴史を感じられて非常に良かったです。

さくらが疲れていますの写真

これは姫路城にあった「さくらが疲れています少し休ませてあげましょう」の看板。まだまだ暑い日が続いているし、桜の木だって疲れるよね。みんな疲れたらちゃんと休息を取ろうね。