姫路名物のまねきのえきそばを食べる
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姫路名物だという まねきのえきそばを食べに行ってきました🍜 終戦後の昭和 24 年に姫路駅のホームで「えきそば」という名前で販売を始めてから 70 年以上の歴史があるようで、以前から名前くらいは知っていたのですが姫路まで行く機会がなかなか無く、今回初めてのえきそばです。
今回訪れたのは姫路駅にある店舗…ではなく、姫路駅から姫路城へと向かう途中にある大手前店。駅のホームにある立ち食いスタイルのお店や、改札の外のお土産売り場の近くに整備されたフードコート内にあるお店の方もチラッとのぞいたのですが、前者はすごい行列に、後者はホーム上のところより混雑はしていないものの、テーブルの大半が埋まっているような感じで断念。
大手前店はあまり席数は多くないようでしたが、特に並ぶこともなく席に座ることができました。席の半分ほどが埋まっているような感じ。
入り口で購入した食券をお店の方に手渡して、席に座ってできあがりを待ちます。注文したのはメニューに一番大きく写真が載っていた「天ぷらえきそば」。まねきのえきそばの看板メニューだそう。お値段は税込みで 450 円とかなりお財布にやさしいです。
食券をお渡ししてからそれほど待つことなく、天ぷらえきそばが運ばれてきました。器が思っていたよりも大きく、たっぷりの麺と大きな天ぷらと色鮮やかなネギが入っています。
麺をよく見てみると普通の蕎麦の色をしておらず、黄色っぽい色をしています。どうやらかんすい入りのオリジナル中華麺が使用されているらしく、戦後の混乱期に試行錯誤を繰り返して誕生したのがこの「中華麺に和風だし」という珍しい組み合わせの「えきそば」という商品だそう。
食べてみると、たしかに蕎麦の風味は感じられないですが、代わりにしっかりと和風だしの味がします。麺の上に乗っている天ぷらはとろとろで、中には小エビが入っています。姫路で長い間愛されているえきそば、初めてでしたが非常においしかったです。次は駅のホームで立ち食いしたいところ。ごちそうさまでした。