芸術鑑賞をしに姫路市立美術館へ行ってきた
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姫路城を見に行った際に姫路の街をうろうろと歩いていたときに、なにやら白いもわもわとした煙のようなものが広がっているのが見えたのが気になって 姫路市にある姫路市立美術館へ行ってきました🖼️ 芸術作品とか美術品とか絵画とかは本当に何も全く詳しくなくて分からないのだけれど、何かを見聞きしたり体験したりする機会は大切にしたいなということで…。
訪れた美術館の場所は、白鷺城の別名を持つ姫路城の東側。姫路城や姫路市立動物園などがある姫路公園内にあります。「姫路市立美術館」の看板のある入り口からも、立派な姫路城の大天守の姿を見ることが出来ます。
美術館の建物の外、庭園らしき場所でもくもくと白い煙のようなものが広がっているのが見えますが、どうやらこちらは人工的に発生させた霧のよう。中谷芙二子さんという方の「霧の彫刻」という作品だそうで、霧の中にはうっすらと彫刻と思われる影が見えます。
私が訪れたタイミングではたまたま白い霧が発生していたのですが、作品の案内を確認すると毎時 00 分と 30 分から 3 分間~ 10 分間(天候や気象状況により変わる)発生するとのこと。
中谷芙二子《白い風景―原初の地球》霧の彫刻 #47769 SeriesⅡ、姫路市立美術館庭園、2024 年 9 月 7 日
(C)Fujiko Nakaya (C)Himeji City Museum of Art
クレジットの記載をすることで撮影した写真を営利を目的としない個人のウェブサイトや SNS への投稿で使用できるとのことだったので、記載して写真を掲載させていただきますが、霧はかなり濃くて中に入ると全く前が見えません。
訪れていた小さい子供が霧の中を走り回っていて、衝突しなさそうなタイミングを見計らって中へ入ると、かっこ良さげなポーズをした彫刻がありました。芸術作品などに詳しくなくても、こうして霧の中を歩くという体験ができるような作品だとなんだか「すごい、これが芸術か…」ってなりますね。
せっかくなので建物の中へと入ってみることに。訪れたタイミングでは常設展示のみ行っているとのことだったので、常設展示「國富奎三コレクション室」のチケットを購入しました。
中には姫路市内に住んでいる國富奎三さんという方から寄贈を受けたという絵画がずらり。19 世紀から 20 世紀にかけての近代フランス絵画を中心とする 50 点の作品から 30 点ほどを公開しているそう。一番目立つように展示がされていたのは、クロード・モネというフランスの画家の作品。モネってなんか聞いたことあるかも。
知識が無くてなんとなくでしか絵画を見られないのが少しもったいないなという気持ちにはなりましたが、時代が進むにつれて絵の雰囲気が変化していく様子がなんとなく分かったような。難しい。
あまりにも自分が素人すぎて作品に対して何も書けないのですが、様々な作品に触れられて良かったです。これは誰の作品でいつの時代でこういう特徴があって…とか、この作品はこういうところが良くて…みたいなことを考えられるだけの知識を持ってる人たちってすごいなというお気持ち。