Hiratake Web ロゴ

烏城とも呼ばれる岡山にある岡山城を見に行ってきた

投稿した日
更新した日
書いたひと
icon
ひらたけ

岡山の地に築かれた、黒塗りの下見板で覆われていることから 烏城という別名を持つ岡山城へ行ってきました🏯 岡山市内を流れる旭川の傍にそびえる立派な城。そんな黒い見た目がかっこいい岡山城を訪れ、その中に展示された資料や天守からの景色を見てきました。

山陽新幹線も通る岡山駅から歩いて 30 分ほど、日本三名園のひとつである後楽園から川を挟んだ対岸に位置する岡山城へやってきました。

岡山城の写真

下から見上げる岡山城は本当に黒い板で覆われていて、けれども全て真っ黒というわけではなく白い部分もあったり金に輝く装飾がされている箇所があったり。以前、姫路にある白鷺城の別名を持つ姫路城を見に行きましたが、そちらとはまた違った美しさがあります。

岡山城内の展示の写真

岡山城の入場料は 400 円。クレジットカードや交通系 IC カード、QR コード決済など各種キャッシュレス決済にも対応していました。すぐ近くにある後楽園との共通券も販売されており、そちらは 720 円と個別に購入するよりかなりお得です。

城内は地下 1 階から 6 階まであり、外観は歴史を感じる日本の城という出で立ちですが中はまるで美術館や博物館のよう。工夫をこらした岡山城についての説明や展示がされていました。

岡山城内の展示の写真

宇喜多直家という戦国大名が旭川の流域にある石山という丘にあった城を手に入れて本拠地とし、その子である秀家が同じく旭川の流域にある岡山という丘に本丸を定めて築いたのが、今に残る岡山城の始まりだそう。その後城主となった小早川秀秋、池田氏らによって城や城下町が拡張されていったようです。

岡山城最上階からの景色の写真

そんな歴史の話や刀や巻物などの見て学ぶ展示、体験型の展示などがある城内を上へとのぼっていき、いよいよ最上階へ。あまり広くないフロアの窓からは、ちょっと見づらい感じではありましたが岡山の街が見渡せます。

最上階の窓は、元来あった華頭窓という窓を再現しているそう。元々は禅宗寺院の建築様式だそうで、なんだかかっこよさが増して見えます。

岡山城の金鯱瓦の写真

ひとつ下のフロアには金ピカの鯱が展示されていて、すぐ後ろを振り返ると同じく金に輝く鯱がこちらを見ていました。金鯱瓦という瓦だそうで、岡山城天守には全部で 8 個あるそう。かわいいね。