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集めた漫画やラノベを売った話

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ひらたけ

小学生の頃から買い続けていた 漫画やラノベなどの紙の本を売る ことにしました。一生懸命貯めたおこづかいを握りしめて本屋さんへ買いに行ったり、町内会のイベントなんかでもらった図書カードで本を買ったり、友達から勧められたライトノベルを買ってみたりと色々思い出はありますが、全て売ろうと決断。そんな話です。


つい最近も紙の本を買うことはしていたし、どちらかといえば本は電子書籍より紙の本で読みたい派ではあるのですが、やはり紙の本というのは買えば買うほど場所を取ります。私は実家を出てそれほど広くはない賃貸の家にひとり暮らしなので、本棚のような大きな家具を置けば生活スペースが一気に狭まります。

実家を出てそろそろ 6 年。かなりバタバタとした引っ越しだったので、とりあえず自分の部屋に置いてあったものを全部引越し業者に渡して詰め込んだのが今の自宅。そろそろ部屋に合わせて家具を買い替えるとか、より快適に生活するために模様替えしようとなったときに、本や本棚を置く場所を作るのが難しく、思い出もあるけれど紙の本は手放そうとなりました。

段ボール箱に詰めた漫画の写真

私が初めて買った漫画は、記憶が間違っていなければ「ドラえもん」だったはず。古本屋へは行かず、小学生の少ないおこづかいで少しずつ買い集めていました。

ネットにほとんど触れないまま中学から高専へと進学した私は、同級生との会話などからライトノベルという本の存在を知り、友人に勧められて「この素晴らしい世界に祝福を!」を買ってみたり、地元が舞台となっているからと「ガーリー・エアフォース」を買ってみたりもしました。

社会人になってからも漫画やラノベはたまに買いつつ、ビジネス書的なものも買うように。この 20 年ほどの間で読む本の種類がどんどん移り変わっていったんだなあと、本を段ボール箱へと詰めながら感じました。


思い出いっぱいの品を手放すというのは、以前 ゲーム機などを手放したとき もそうでしたがどうしても寂しさを感じるもの。モノはなくなっても思い出は忘れないぞという気持ちも込めて文章を書いてみました。無限の広さを持つ豪邸とかに住めたら良いのだけど、そんなわけにもいかないので。

手放した本のうち、いくつかは電子書籍で買い直そうかなと思っています。漫画の本を電子書籍で買ったことがないのだけど、画面の大きなタブレット端末とか買わないと読みづらいのかな…。