名古屋にそびえる有名な喫茶店「喫茶マウンテン」の名物甘口スパに挑む
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数多くの喫茶店が存在する街、名古屋。そんな名古屋の喫茶店の中でも、個性的なメニューで 全国的にも有名なお店「喫茶マウンテン」へ行ってきました☕️ グルメサイトやブログなどには白いホイップクリームが乗った独特なパスタの写真が数多く掲載され、Google マップのレビューには喫茶店には本来あるはずのない「遭難」の文字が各所に見られます。
そんな「遭難」する人が続出すると噂の 喫茶マウンテン で、登頂を目指して名物の甘口スパに挑んできました。
名古屋市営地下鉄に乗ってやってきたのは、地下鉄名城線の 八事日赤駅。この駅が喫茶マウンテンの最寄り駅となっていて、ここから歩いて 8 分ほど。地下鉄鶴舞線の いりなか駅 からもほぼ同距離で、こちらからだと歩いて 10 分ほど。東海道新幹線も停車する名古屋駅からは少し離れていて、地下鉄での移動と駅からお店までの移動を合わせると 名古屋駅からお店までは 30 分ほど かかります。
12 時前にお店に到着したにもかかわらず、店内は超満員。待合スペースもすべて埋まっていて、しばらく外で待機することに。車でいっぱいな駐車場を眺めてみると、名古屋ナンバーの車だけでなく関東や関西、北陸方面からやってきた車もちらほら見られ、その知名度の高さに驚きます。
喫茶マウンテンは 2018 年に 50 周年を迎えた 老舗喫茶店。何人かの知り合いに喫茶マウンテンについて聞いてみると全員が存在を知っていて、その半分以上が実際に訪れたことがあると話していました。20 年以上前に行ったという声も。それだけ長い間、これだけの人気を保ち続けているのは本当にすごいことだと思います。
少し待って店内の待合スペースに入った後、メニューが書かれた冊子を見ながら注文する料理を選びます。並んでいるメニューは普通のものもありつつ、さり気なくトンデモな名前のメニューが混じります。
喫茶マウンテンといえばの「甘口抹茶小倉スパ」を筆頭に、メニュー表でヤバさを放ちまくっている甘口スパの数々。名前からは一体どういう料理なのか想像できない「コスモスパ」のような料理に、何が入っているかは分かるけど何やら圧を感じる「納豆サボテン玉子とじ」など。
そうしてメニューを見ながら悩みまくっている最中も、次から次へと新しいお客さんが扉を開けて中を覗いていきます。
テーブルに案内していただき、さっそく料理を注文。今回は知り合い数名と一緒にお店を訪れたのですが、全員がトンデモ料理を頼むと大変なことになるだろうということで「甘口スパ」が 1 つと、それ以外は普通そうな料理を注文することに。選んだ甘口スパは、比較的食べやすいと噂の「甘口バナナスパ」。
待つこと数分、テーブルに運ばれてきたのは上にバナナと白いホイップクリーム、そこにチョコレートソースまでかけられた、今後この店以外では見ることのないであろう衝撃的な見た目のパスタ。中央にさくらんぼが乗っているのがなんとも可愛らしい。見た目は美味しそうと個人的には思ったのですが、一緒に店を訪れた知り合いはそうではなさそうでした。甘党レベルが足りない。
食べてみると、名前の通りの超甘口なスパゲッティ。バナナのねっとりとした甘みと熱々なパスタの温度の組み合わせにより、なんとも言えない風味が口の中に広がります。とはいえ、正直なところ思っていたほど不味くはなく、むしろどちらかというと美味しい寄り。美味しすぎて箸が止まらん、というわけでもないけれど。
甘口バナナスパと一緒に注文したのは「オムハンライス赤」と「すき焼きスパ」。オムハンライスはオムライスの中にハンバーグが入っているもので、料理が来るまでは「オムライスと…チャーハン?」みたいな話をしていました。全然違った。すき焼きスパはメニューには掲載がない新メニューで、入り口の扉の横に掲示されていたもの。見た目といい味といい、なんだか焼きそばみたいでした。どちらも非常においしかったです。
初めての喫茶マウンテンの登山でしたが、無事甘口スパは完食。登頂成功です。貴重な体験でした。思っていたよりもちゃんと美味しい味だったので、次回は甘口抹茶小倉スパにも挑戦してみたいところです。