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大阪城のすぐ近くにある難波宮跡公園内に新たにオープンした商業施設「なノにわ」へ行ってきた

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ひらたけ

大阪城の南西にある 難波宮跡公園内に新たに開園となった商業施設「なノにわ」へ行ってきました🏯 こちらは難波宮跡公園という、その名の通り「難波宮」という宮殿の跡が残る公園の北側に作られた施設で、先月 3 月 28 日に開園となったエリア。少し前に たまたま難波宮跡公園を散歩したとき に存在を知り、オープンしたら行ってみたいと思っていました。

私が「なノにわ」を訪れたのは、オープン直後の週末。公園内には新しいもの好きな大阪人が大勢集まり大混雑となっていました。Osaka Metro 谷町線・中央線の谷町四丁目駅から歩いて数分とアクセスも良好。

なノにわの写真

すぐそばにある 大阪歴史博物館 の近くには、神戸の「BE KOBE」に代表されるさまざまな観光地でよく見かける地名や施設名の文字のモニュメントが。全部小文字で「nanoniwa」となっているのが可愛らしい。芝生が芽吹き生い茂る様子や、芝生の上で過ごす心地よさ、楽しさを表現しているそう。

みんなのにわの商業施設『なノにわ』グランドオープンの案内の写真

開業したばかりということで、訪れた日には「開業イベント」が開催中。訪れたタイミングでは、園内の芝生が広がるエリアに用意されたステージで吹奏楽団のコンサートが行われていました。

演奏もすごかったのだけれど、見に来ていた人たちもすごかった。なんでみんなマツケンサンバの振り付け覚えてんの?私はひとつも分からないんですけど…。大阪人には常識だったりするのかな。

みんなのにわの商業施設『なノにわ』開業イベントの案内の写真

園内の建物には 13 の店舗が集結。オシャレなカフェやレストランなどが並び、どのお店も多くのお客さんで超満員。中には入り口の前に列ができているお店も。ざっと眺めてみた感じカフェが多そうだったので、もう少し時間が経って混雑が落ち着いてきたらのんびり過ごしに来るのも良さそう。

納豆料理の専門店という、聞いたことないジャンルのお店があったのが結構驚きでした。気になりすぎる。私はお酒が飲めないので行けないですが、クラフトビールのお店やワインの専門店らしきお店などもありました。

なノにわの写真

新たに開放された、難波宮跡公園の新エリア。西側には商業施設が並んでいますが、東側には大きな砂利が敷き詰められた場所があり、その中心には巨大なステージのようなものがあります。こちらは難波宮の後期内裏正殿というものだそう。内裏は天皇の日常生活の場、そして政務を行う場所。その内裏の中心が内裏正殿ということで、まさに難波宮の中枢部。

後期内裏正殿には自由に立ち入ることができ、小さな子どもたちが駆け回っていました。階段がかなり急でしたが、足腰の弱い人でも上り下りができるようスロープの整備もされています。

なノにわの後期内裏正殿からの景色の写真

難波宮跡公園の以前からあるエリアと今回新たに開放されたエリアの間には、中央大通という東西に伸びる大通りが通されています。この中央部分には阪神高速道路があるのですが、建設予定地から難波宮の遺構が発見されたことから設計を変更。地下を破壊することになる高架式を取りやめて地上を通す構造としたそう。

後期内裏正殿の上から道路を眺めてみると、たしかに少し手前で高架から地上へと下り、少し先で再び高架の道路になっています。当時の大阪の人々の思いが、今の難波宮跡公園につながっているわけですね。


以前訪れたときから気になっていた、難波宮跡公園の新エリア「なノにわ」へ行ってきましたが、オープンしたばかりということでかなり賑やかな雰囲気でした。園内からは大阪城の姿も見え、難波宮の歴史にも触れられる上にオシャレな雰囲気のお店まであるというのが気に入りました。

今年は大阪・関西万博の年。地下鉄中央線沿線は混みそうだなあと思っていたので、開催前に訪れることができて良かったです。落ち着いてきたら、空いてそうな時期や時間帯を狙ってオシャレエリアでのんびり過ごしてみようと思います。