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仕事帰りに天神橋筋六丁目駅から南森町駅までを散歩する

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ひらたけ

仕事帰りに夜の大阪の街をのんびり散歩するのがすきで、定期的にやっています。この日は 地下鉄と阪急電車が乗り入れる天神橋筋六丁目駅から地下鉄南森町駅までを歩きました🚶 天神橋筋六丁目駅と南森町駅は両駅ともに Osaka Metro 谷町線と堺筋線の駅で、列車に乗れば谷町線で 7 分、堺筋線で 3 分ほどで移動できますが、そんな 2 つの駅の間をのんびりと散歩してきました。


やってきたのは Osaka Metro と阪急電車の天神橋筋六丁目駅 です。この駅には地下鉄谷町線と堺筋線が乗り入れ、南からやってきた堺筋線の列車の大半がそのまま北へと伸びる阪急千里線の線路へと乗り入れ北千里駅や高槻市駅方面へと走っていきます。

Osaka Metro 天神橋筋六丁目駅の写真

天神橋筋六丁目駅のある 天神橋筋六丁目は一般的に「天六」と略して呼ばれる ことが多く、周辺にあるチェーン店の店舗名なども「○○天六店」となっている様子が見られます。駅周辺にはタワーマンションや、やたらと眩しい光を放つパチンコ店など、賑やかな雰囲気。人通りも多めです。

天神橋筋商店街と天神橋6東交差点の写真

天神橋筋といえば 日本で一番長い商店街として有名な「天神橋筋商店街」 という商店街。全長は約 2.6km にもおよび、地名に合わせて「天神橋筋○丁目商店街」のような名前で分かれています。アーケード商店街がずっと続いていることもすごいけれど 「天神橋」という地名のエリアがめちゃくちゃ細長くて広いことも驚き です。

出発地点となる天神橋筋六丁目駅近くにあるのは、もちろん天神橋筋六丁目商店街。明るく照らされたアーケードの中を覗くと多くの通行人の姿がありました。

天神橋6交差点付近の天神橋筋の看板の写真

商店街を歩いていくのも楽しそうですが、今回はひとつ隣の大通り「天神橋筋」を歩いていくことに。大川に架かる大きな橋、天神橋まで続く大阪の主要な道路のひとつです。アーケードのある商店街の道に比べると人通りはかなり少なめですが、大通りということで広い車道には多くの車が走っています。

歩いていくと、夜ということでシャッターが閉まっているお店が多め。すぐ隣の商店街の通りに比べると飲食店は少ないですが、ドトールコーヒーショップやコメダ珈琲店などのカフェやラーメン屋さんなどがちらほら。周辺の明るさも商店街には負けていますが、知る人ぞ知る…みたいな雰囲気を漂わせているお店もあって雰囲気は良かったです。

天満駅付近の大阪環状線の高架と扇町公園北通の看板の写真

意外だったのは外国人観光客と思われる方が多かったこと。観光で天神橋筋商店街を見に来たのでしょうか。日本人が「日本一長い商店街か~」と観光しにくるのは分かるのだけど、海外の方からすると日本のアーケード商店街自体が珍しくて訪れる…みたいな感じなのかな?

そこからしばらく歩いていくと、見えてきたのは JR 大阪環状線の線路の高架。この高架に沿って、細めの道を少し歩いた先には JR 天満駅があります。駅周辺はかなり賑やかで、駅の北側には裏天満と呼ばれる飲み屋街が広がっています。

私はお酒が飲めないので、近くのコンビニで購入したペットボトルのコーヒー飲料を飲みながらのお散歩。だいぶ暖かくなってきたので久しぶりに冷たい飲み物を飲みながらのお散歩でしたが、まだちょっぴり寒いかも。

Osaka Metro 扇町駅の写真

大阪環状線の高架の下をくぐって進んだ先にある、見た目が楽しげで大きな建物はカンテレ扇町スクエア。関西テレビ放送の本社がある建物で、その低層部にあるのは キッズプラザ大阪 という博物館。遊んで学べるこどものための博物館なのだそう。

カンテレ扇町スクエアの前を通ってすぐのところには Osaka Metro 堺筋線の扇町駅があります。目的地の南森町駅はこの駅のお隣です。

天神橋筋の扇町交差点の南側の写真

ここまで通り沿いには飲食店が多めで、外国人観光客の姿もちらほらと見られるような状態だったのですが、扇町駅を通り過ぎると辺りは一気にオフィス街のような雰囲気に。観光客らしき人の姿も見当たらなくなり、仕事帰りと思われるスーツ姿の方とすれ違う程度。

また、オフィスに混じってお寺や歴史を感じる古めの建物などがところどころに見られるようになりました。進む先にあるのは大阪天満宮、歴史あるものの近くにはまた歴史あるものがある…ということなのでしょうか。

Osaka Metro 南森町駅の写真

天神橋筋を歩き続け 天神橋筋六丁目駅を出発してからおよそ 30 ほどで南森町駅に到着 しました。出発地点の天神橋筋六丁目駅と同様、南森町駅も Osaka Metro 谷町線と堺筋線が乗り入れています。

同じ路線が通っていますが、2 つは並行して走っているわけではなく、堺筋線は今回歩いた天神橋筋の地下を南北方向に真っ直ぐ、谷町線は南森町から一度西側へ進んで東梅田駅を経由して再び東側の天神橋筋六丁目駅へと戻ってきます。地下鉄南森町駅は JR 東西線の大阪天満宮駅とも接続していて、3 つの路線が通っているという意味ではこれも出発地点の天神橋筋六丁目駅と同じ。

そんな似たような駅の間をのんびり歩きましたが、思っていたよりも時間がかかったなという印象。あと、扇町駅を境に雰囲気がガラッと変わったのが印象的でした。今日もおつかれさまでした。