からふね屋珈琲へおもしろ系シリーズのパフェメニューに挑戦してきた
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ジャンボパフェシリーズや揚げ物などを使ったおもしろ系シリーズのパフェなど、多数の変わったパフェがあると聞いて からふね屋珈琲へ行ってきました☕️ 京都・三条に本店がある からふね屋珈琲 は、京都、大阪を中心に店舗があり、今回訪れたのは大阪駅構内にある店舗。
何度か前を通ったことはあるもののお店に入ったことはなく、まさかこんな狂気…遊び心あふれるパフェを提供するカフェだとは思わず。知人からの「レポをしなさい」という連絡を受け、さっそくお店へ急行しました。
大阪・関西万博真っ只中、さらには訪れたのが平日とはいえゴールデンウィーク期間中ということで、国内外から大勢の人が集まる大阪駅。1 階の中央改札口を出てそのまま直進、きっぷ売り場と土産物屋の間の通路を突き進んでいった先の右手側の角に、今回の挑戦の舞台となる 「からふね屋 CAFE 大阪店」 はあります。
お店の前には巨大なガラスのショーケース、その中には数え切れないほどのカラフルで多種多様なパフェたちの姿が。こちらのお店で 提供されているパフェの種類は約 100 種 と、まさかの 3 桁。三条本店の約 150 種には及ばないとはいえ、とてつもない数です。
訪れたのが夜だったため、店内には人はまばら。私のほかに 3 組ほどがお食事中でした。空いている 2 人掛けのテーブルへどうぞ、とお店の方に案内されて着席。すでに注文するメニューは決めてきているけれど、とりあえずテーブルに置かれたパフェばかりが並ぶ分厚いメニューを開いて悩むフリ。
地域の情報雑誌みたいな雰囲気のオシャレな冊子には、それぞれ見た目が異なる個性的なパフェが、これもまた雑誌のような編集で掲載されています。それぞれのパフェには番号が振られていて 注文時にはこの番号を店員さんにお伝えする ことになります。
しっかり覚悟を決めてお店へと入ったつもりだけれど、ここにきて「本当に挑むのか…?」という感情が蘇ってきて、それを深呼吸で鎮めつつ。震える手でベルを押して店員さんに「234 番で」と告げます。もう後には引けない。234 番のパフェは 「最強エビフライパフェ」 です。
からふね屋珈琲の「おもしろ系シリーズ」のパフェは今回注文した「最強エビフライパフェ」以外にも用意されていて、大阪らしさ感じる 「揚げてるたこ焼きパフェ」 や味の想像がつかなさすぎる 「魅惑のアメリカンドッグパフェ」 など、こちらの店舗では 5 種類が用意されています。
「最強」なだけあって調理に時間がかかるのか、私よりも後に注文していたお客さんのパフェが運ばれてきた後で、なんだか見た目にものすごく圧を感じるパフェが遂にお出まし。なんといっても最大の特徴は 直立している 2 本のエビフライ で、これは決してエビフライの見た目をした甘いスイーツなどではありません。本物です。正真正銘、本物のエビフライ。
一体どうしてパフェにエビフライを乗っけようなどと思ったのかは気になるところですが、さっそくパフェ用の細長くてすくう部分が若干小さめなスプーンを片手に、最強エビフライパフェへと挑みます。
そのままの状態で食べ進めてもいいのですが、こちらのお店では セルフサービスのお水が置いてある場所に自由に使える取り皿が用意 されているので、初手「エビフライを取り皿に移す」を発動。たぶん発動しないと落っことしたり、もたもたしている間にアイスが溶けて悲惨なことになる。
エビフライの下の色のついたアイスは 酸味がつよめのシャーベット のよう。エビフライを支える 白色の山はバニラのソフトクリーム で、その上には大福の皮のようなものが被せられています。その下にはコーンフレークと、3 種類くらいのカットされたフルーツが、パフェらしい層を作っています。
グラスからこぼれない程度に冷たいアイスを食べてから、フォークを使ってエビフライをパクり。衣はサクサクで、運ばれてきてすぐに取り皿へと移したからかまだ温かい状態。ソースのしょっぱいお味が甘さに満ちた口の中に広がって、意外にも相性は悪くありません。シンプルにおいしいエビフライ。
以前訪れた、甘口スパで有名な名古屋の 喫茶マウンテン で食べたパスタは、バナナやクリームも含む料理全体が温かい状態で「これは…」という感じでしたが、こちらは温かいエビフライ以外は普通の冷たいパフェ。それぞれを別々に食べることができ、スイーツとご飯が一体化している…という感じがやや薄めなので、かなり食べやすかったです。
おもしろ系シリーズのパフェメニューに挑戦すべく、からふね屋珈琲へ初めて行ってきましたが、思っていたよりもゲテモノ感は無く、普通に最初から最後までおいしくいただくことができました。メニューの「パフェおすすめ 10」にサラッと紛れ込んでいるだけのことはある。
味もそうなのだけれど、それ以上に量が多いのではないかと心配していたのですが、あっという間に全部平らげてしまうくらいには程よい量。おやつに食べるにはちょっぴり多いかな、くらい。見た目も味も、体験としても楽しい、大満足な一杯でした。ごちそうさまでした。