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新大阪駅周辺のカフェを巡る

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ひらたけ

カフェ巡りっていう高尚な趣味良いよなあ~、と思い 新大阪駅周辺でカフェ巡りをしてきました☕️ 新大阪駅といえば、東海道・山陽新幹線によって関東や九州と結ばれている鉄道の玄関口。多くの人が新幹線と在来線もしくは地下鉄との乗り換えのためだけに利用するこの駅周辺のカフェを巡りました。


大阪の繁華街・梅田から JR 京都線で 1 駅、地下鉄御堂筋線で 3 駅の場所にあるのが、東海道・山陽新幹線が発着する新大阪駅。大阪・関西万博が開催中ということもあり、駅構内には大きなキャリーバッグを持った観光客が、駅構内を埋め尽くすかのように集まっていました。

日本人と思われる人の姿もちらほら見られますが、外国人のほうが多いかなという印象。大混雑で駅の中での移動も一苦労です。

Drip-X-Cafe JR新大阪駅店の写真

今回は新大阪駅周辺でカフェ巡りということで、最初は駅構内にあるお店へ。まずやってきたのは JR 新大阪駅の在来線改札内にある「Drip-X-Cafe JR 新大阪駅店」 というお店。新幹線との乗換改札口に最も近い位置にあるお店ということで、新大阪駅を利用したことがあるなら見たことがあるという人も多いはず。

Drip-X-Cafe は JR 西日本のグループ会社が運営するカフェで、新大阪駅の他には JR 大阪駅の北側にある ホテルヴィスキオ大阪 の 1 階にも店舗があります。

店内でゆっくり過ごすこともできますが、訪れたタイミングでは駅構内と同じく店内も超満員。入口の隣に持ち帰り用の注文カウンターが用意されていたので、そちらからドリンクを注文してテイクアウトでの利用をさせていただくことに。

Drip-X-Cafe JR新大阪駅店の蒜山ジャージーカフェオレの写真

今回はコーヒーメニューの中から 「蒜山ジャージーカフェオレ」のホットを注文 しました。蒜山ジャージー は岡山県の最北にある真庭市というところにある、ジャージー牛を育てている蒜山高原という場所で採られた牛乳らしい。

コップは店名もロゴも印刷されていないシンプルなもの。表面がデコボコしていて、熱々の中身の熱が持っている手に伝わりづらいようになっていました。こういうコップはエンボスコップ、別名ドトールタイプと呼ばれているものらしい。

飲んでみると、牛乳感がめちゃくちゃつよいカフェオレ。つよすぎてコーヒーがほぼ居ないまである。甘さはかなり控えめ、ほんのりコーヒーっぽい味がする気がするホットミルクみたい。コーヒーを飲みたいときだと少し物足りなさを感じるかもですが、個人的にはとてもおいしかったです。

外から覗いた店内の雰囲気がオシャレだったのと、フードメニューの評判が良さそうだったので、次は店内で朝ごはんを食べるとかやりたいところ。

ima coffee stand のカフェラテとクロックムッシュの写真

続いて訪れたお店は新大阪駅の南側、南北に伸びる Osaka Metro 御堂筋線の線路と JR の線路に挟まれた場所にある「ima coffee stand」 というお店。オープンしたのが 2025 年 3 月と最近で、まだ新しいお店です。

実はお店に入ることができたのは 2 回目の訪問時。こちらのお店は不定休となっていて、1 回目に訪れたときはシャッターが閉まっていました。ウェブサイトに「営業時間・休業日については Google マップの営業時間をご確認ください」とあったので、前日の夕方に営業していることを確認。

そして当日お店の前まで来たら閉まっていて、再度 Google マップを見たら休業日になっていたというトラップを仕掛けられました。お店の前で「あれ?」って言いながらスマホを見ている若い 2 人組が居たので、たぶん私と同じ状況だったと思う…。

そんなこんなで 2 回目の訪問で無事入店することができた私は ホットのカフェラテとクロックムッシュを注文 しました。カフェラテはコップからこぼれそうなくらいスレスレに淹れられていて、表面にはアートが施されています。クロックムッシュはしっかり温められており、ふわふわでおいしかったです。

コンクリート調の今風でオシャレな内装の店内ではレコードがくるくると回り、カフェらしい優雅な音楽が流れています。訪れたのが平日の朝ということもあってか、テイクアウトで飲み物を買っていくお客さんが多め。外国人のお客さんもちらほらと見られ、お店の方が英語で対応していてかっこよかったです。

新大阪ワシントンホテルプラザのカフェ・ド・パリのカフェ・ラ・テの写真

次にやって来たのは 新大阪ワシントンホテルプラザの 1 階にある「カフェ・ド・パリ」 というお店。先ほどのお店と同じく新大阪駅の南側、御堂筋線と JR の線路に挟まれた場所にあります。一時的なものなのかは分からないのですが、訪れたタイミングでは フードメニューはなくドリンクのみ となっていました。

店内に人は少なめで、2 人組が 2 組ほど。ホテルの中にあるお店ということもあり、店員さんも訪れていたお客さんも皆スーツ的なフォーマルな服装をしていて、クソダサファッション男は場違い感に押しつぶされそうになりながら隅っこの目立たなさそうな席に着席。

注文したのはホットのカフェ・ラ・テ。お値段は 900 円とお高めです。ホテルらしいどこか格式高いような雰囲気の店内で飲むと、なんだか良いものを飲んでいる気分になります。おいしい。

たかうち珈琲店の写真

最後に訪れたのは JR の線路の東側にある「たかうち珈琲店」 というお店。外観は昔ながらの喫茶店といった感じで、なんだかレトロな雰囲気。訪れたタイミングではカウンター席に 1 名と、テーブル席に 2 人組が 1 組とそれほど混雑はしていない様子。駅の中は大混雑でしたが、外へ出ると意外とどのお店もすんなり入れる印象。

訪れたのがお昼だったので、今回はランチで利用させていただきました。ランチメニューはピザとパスタがありましたが、今回は パスタのランチとカフェ・オ・レを注文 しました。カフェ・オ・レは砂糖やホイップクリームを加えるか加えないかを選べるようだったので、甘いもの好きの私は迷わず追加。

たかうち珈琲店のカフェ・オ・レの写真

まず持ってきていただいたのはカフェ・オ・レで、いかにも喫茶店といった形のグラスに入ったドリンクの上には白いホイップクリームが浮かべられています。飲む用のストローに「HAGIHARA COFFEE」とあり、少し前に神戸で訪れた「神戸萩原珈琲店」 というお店のことを思い出しました。調べてみると、こちらのたかうち珈琲店では萩原珈琲の豆を使っているらしい。

ストローが軽くて、差し込んでもすぐにピョイっと飛び上がってきてしまうなーと思いつつ、飲んでみるとコーヒーの味とミルクの味のバランスが良いしっかり甘くておいしいカフェオレ。ホイップクリームを混ぜるとよりクリーミーでまろやかな味わいになります。

たかうち珈琲店の小海老と小松菜のトマトソース山椒のかほり(パスタ)の写真

甘いカフェオレを飲みながら待っていると、持ってきていただいたのはメインとなるパスタ。日によって具材や味付けが変わるようで、この日は看板に「小海老と小松菜のトマトソース 山椒のかほり」と書かれていました。

小海老と小松菜がゴロゴロと大量に混ぜられた非常に具だくさんなパスタで、メニューにもある通りほんのり山椒の香りがします。私は辛いものが苦手なので少し心配でしたが、少しピリッとする程度でおいしく食べられる範囲内。下手くそなフォーク捌きをスプーンでどうにか補助しつつパスタを食べ進めていると、あっという間に皿が空になりました。おいしい。


多くの人が集まる新大阪駅周辺でカフェ巡りをしてみましたが、どのお店もそれぞれ個性的で、楽しくお店をまわることができました。

新大阪駅周辺は線路や高架の道路に歩道橋と様々なもので分断されていたり、道もカーブしていて暗い地下道が張り巡らされていたりと駅の外へ出ると結構複雑。近くで働いている人以外で新大阪駅の建物の外で食事をする人は多くないのか、外のお店は混雑していなくてのんびりとした時間を過ごすことができたのも良かったです。

普段から飲食店に行くのがものすごくドキドキして苦手な私ですが、勇気を出して一歩踏み出してみるとこんなに楽しいんだなあというお気持ち。また違う場所でカフェ巡りをしてみたいです。