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三日坊主ならぬ三年坊主は嫌なので今年も HEP FIVE の赤い観覧車に乗ってきた

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ひらたけ

西日本最大の都市である大阪の、発展著しい繁華街 梅田にある商業施設 HEP FIVE の真っ赤な観覧車に乗ってきました🎡 去年一昨年 と 7 月 4 日に観覧車に乗った話を書いてウェブサイトで公開しており 「2 年連続で書いてるんだから、じゃあ今年もやらねば」という使命感 に駆られての乗車。残念ながら今年もぼっち乗車です。


2 年前の 7 月 1 日に気が向いたのでウェブサイトをリニューアルし、これもまたなんだか気が向いたので 3 日連続で日記(当時はブログ)を更新して、そして「せっかく 3 日続いたんだしここで途切れさせるのも…でも書くことなんて無いぞ…」と思い、乗ったのが赤い観覧車でした。

あのとき、わざわざ観覧車に乗りに行って文章を書くという行動を起こさなければ今もこうして毎日文章を書いて投稿するということはやっていないでしょうし、HEP FIVE の観覧車が「Hiratake Web」毎日更新のキッカケといっても過言ではないでしょう。毎日毎日「時間が足りなさすぎる」となっている元凶でもあります。

HEP FIVE の赤い観覧車の写真

ご存じの方も多いかと思いますが、改めて HEP FIVE の観覧車についての説明を書いておきます。HEP FIVE は日本最大規模の頭端式ホームを誇る 阪急大阪梅田駅 の東側にある商業施設で、HEP は「Hankyu Entertainment Park」を略したもの。屋上に真っ赤な観覧車が設置されていて 都会のど真ん中から周辺の景色を 360 度楽しめる ようになっています。

HEP FIVE は若者をターゲットとした商業施設ということで、建物の中や周辺は 10 代から 20 代と思われる方が多く見られます。ファッション系の店舗が数多く入居し、特に地雷系や量産型と呼ばれるらしいアイテムを取り扱うお店があちこちに存在。ものすごい頻度で、それっぽい服装をしている女性の方とすれ違います。

そんなファッションレベルの高い人たちの中を突っ切って、クソダサファッション男が向かった先は建物の 7 階にある観覧車の乗り場。受付の近くの券売機にてチケットを購入します。チケットの 支払い方法は現金のみ でお値段は 800 円。昨年乗った際は 600 円だったのですが、2024 年 10 月に値上げされました。

HEP FIVE の赤い観覧車から見た茶屋町周辺と淀川の向こうに見える十三周辺の写真

去年と一昨年は仕事帰りの平日夜に訪れていましたが、毎回同じというのも面白くないなということで今回は休日のお昼に観覧車を訪れました。休日だし、昼間だし、まあめちゃくちゃに混んでいるだろうな…と思いながら訪れたのですが、まさかの待ち時間 0 分。係の方にチケットを提示後そのままゴンドラの前へと通されました。

この日は結構な雨が降っていたというのが空いていた最大の要因であると思われますが、そもそも夜景が綺麗な夜のほうが観覧車に乗りに来るお客さんが多いのかも。3 年目にして新たな知見を得ました。

列が存在していなかったため、昨年のように「3 人ですか?」と言われて後ろに並んでいたカップルと同じゴンドラに放り込まれそうになるようなハプニングもなく、即「おひとりさま」時間へ突入。いつも精神をだいぶ削られた状態での搭乗だったので、なんだか新鮮です。

HEP FIVE の赤い観覧車から見た大阪ステーションシティとうめきたエリアの写真

レインコートを着込んだ係の方に案内され、赤いゴンドラへ。少しでも綺麗な景色を楽しめるようにと、ゴンドラがやってくる度にタオルで窓ガラスを拭いていたのが好印象です。助かる。

気温も上がってきて徐々に不快な感じになりつつある屋外ですが、ゴンドラ内には冷暖房が完備され中は快適そのもの。ゴンドラ内で音楽が楽しめるよう Bluetooth スピーカーまで用意されています。雨で景色が全然見られないのではと少し心配していましたが、どの方向もちゃんと窓ガラス越しに綺麗な景色が見渡せました。

HEP FIVE の赤い観覧車のゴンドラ内にあるスピーカーの写真

昨年も乗った HEP FIVE の赤い観覧車ですが、見える景色は異なります。北側を望めば再開発が進む茶屋町周辺と淀川、そしてその向こうには十三駅近くに建設中のタワーマンション「ジオタワー大阪十三」の姿が確認できます。時間帯によっては、すぐ下から伸びる阪急電鉄の線路から各方面への列車が同時に出発していく様子も見られます。

西側に見えるのは、ここ数年で大きく発展した大阪最後の一等地「うめきた」エリア。2024 年 7 月末に開業した KITTE 大阪 が入居する「JP タワー大阪」や JR 大阪駅直上に建てられた駅ビル「イノゲート大阪」、2025 年 3 月に開業したばかりの「グラングリーン大阪南館」など、新たな建物がいくつも仲間入りしています。

まだまだ発展を続けるうめきたエリアに建設が進められている、タワーマンションと思われる建物の工事の様子も窓越しに見られます。

HEP FIVE の赤い観覧車から見下ろす大ぴちょんくんの写真

観覧車での空の旅も後半戦に入ったところで下の方へと目を向けると、見えてくるのは ダイキンの大ぴちょんくん看板。縦 13m、横 11m もある巨大なこの看板は、いつもは我々を高い位置から見下ろしてきますが、この日だけはこちらが見下ろす側。ぴちょんくんを見下ろすために観覧車に乗ってるまである。

ぴちょんくんの看板にドヤ顔をキメていると、あっという間にゴンドラは HEP FIVE 7 階の乗り場へと到着。驚くほどあっという間な 15 分でした。


約 1 年ぶりに HEP FIVE の赤い観覧車へ乗りに行きましたが、前回や前々回とは異なる時間に乗りに行ったこともあって新たな発見や景色の違いを感じられて非常に楽しめました。カップルや外国人観光客に囲まれて 30 分くらい列に並び続けるという精神を削られる時間がなかったのも良かったです。

来年も乗りに来るかどうかは未定ですが、訪れたときにはきっとまた見える景色が変化していることでしょう。