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リニューアルオープンした阪神競馬場へ行く

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ひらたけ

2024 年の第 2 回阪神競馬を最後に、長らく工事が行われていた 阪神競馬場がリニューアルオープンした と聞いて行ってきました🏇 新しくなった阪神競馬場がオープンしたのは 3 ヶ月以上前の今年 3 月 1 日。前から行こうとは思っていたもののタイミングが合わず、数カ月後となる 6 月の阪神競馬開催期間中に訪問 しました。


阪神競馬場 があるのは兵庫県の宝塚市。アクセスは非常に良く、阪急今津線の 仁川駅から歩いてわずか 5 分ほどの場所 にあります。阪急神戸線の西宮北口駅にて阪急今津線に乗り換えて移動したのですが、ホームでは駅員さんが「阪神競馬開催期間中のため、後ろの方の車両は混雑します」的な案内をひたすら行っていました。

最寄り駅である阪急仁川駅には 競馬開催日にのみ利用可能となる臨時改札口 が設けられ、改札を出てすぐの場所には 阪神競馬場へと向かう専用の連絡通路 まで完備。私が阪神競馬場を訪れた日はやや強めの雨が降っていましたが、駅から競馬場までは傘をささなくても一切濡れることなく移動できました。

阪急仁川駅前の阪神競馬場への地下通路の入り口の写真

駅から続く専用の地下通路内や、地下通路を抜けた先にある「サンライトウォーク」という専用通路内には、いたるところに過去のレースで活躍したと思われる競走馬の写真や紹介する文章が掲示されていました。

私が競馬へ行くのは、2 年ほど前に知り合いに誘われて船橋市の中山競馬場、そして同じ年に訪れた 京都競馬場 に続いて今回が 3 度目。オンラインで競馬をやっているわけでも、大人気スマートフォン向けゲームアプリ ウマ娘 プリティーダービー などのゲームやアニメ等に触れているわけでもないので、正直全く詳しくありません。

きっと好きな人は「おおっ」となったり、懐かしんだりできる内容が、この通路の壁に盛りだくさんなんだろうなと思いつつ、5 分ほど歩いて阪神競馬場の正門へ。

阪神競馬場の正門の写真

正門の上部には大きく 「第 66 回 宝塚記念」と書かれた看板 が掲げられ、大きなレースがこの阪神競馬場で開催されることを知らせています。宝塚記念は「G1」というグレードのレースで、これは競馬のレースの中で最も重要なグレードの高いレースなのだそう。

私が訪れた 6 月 14 日はその超重要なレースの前日。競馬場内のいたるところにこの宝塚記念の案内が張り出されていました。

そんな案内を眺めつつ、あらかじめオンラインで購入しておいた入場用の 2 次元バーコードをゲートで提示して競馬場内へと入場。阪神競馬場の入場券は、現地で購入する場合 200 円ですが オンラインで予約すると半額の 100 円 となり非常にお得。正門までの専用通路内でも、何人もの係の方が大きな声でネット予約の案内をしていました。ネット予約と書かれたシャツまで着ていたほどに激推しです。

この日は当日の朝の予約で特に問題なく購入することができましたが、大きなレースが開催される日などは予約が難しいこともあるのかも。行く予定が決まっているのであれば早めに予約するのが吉。

阪神競馬場のパドック周辺の写真

ゲートをくぐり中へと入ると、まず驚くのは建物のどこを見てもピッカピカで綺麗なこと。さすが今年リニューアルされたばかりの施設といったところ。

私が入った後も次から次へとゲートを抜けて競馬場内へと人が入ってきていましたが、それだけ多くの人が入ってきても全く狭いと感じないほど巨大な空間。本当にでかい。

入ってすぐのところにはパドックと呼ばれるレース前の競走馬を間近で見られる場所があり、一つ前のレースが終わると奥から人がぞろぞろとやってきて次のレースの予想をするためにパドックをぐるぐると歩いて周る馬の様子を確認していました。私は全然詳しくないので見ても全然ちんぷんかんぷんなのですが、やはり何度も通っている経験豊富な方々には何か感じられるものがあるのでしょうか。

阪神競馬場のコースとマルチ画面ターフビジョンの写真

パドックの前を抜けて奥へと進むと、見えてきたのはどデカいコース。過去に数回競馬場を訪れていますが、何度見てもその大きさには驚かされます。思っている数倍は大きい。

こちらのコースは 内回りの 1 周の距離が 1,689 メートル外回りの 1 周の距離が 2,089 メートル となっています。内回りは標準的な距離ですが、外回りは右回りの競馬場の中では日本最長のものとのこと。春になるとコースの周りに桜が咲いて美しい景色が広がるのも大きな特徴なのだとか。

中央には高さ 11.2 メートル、幅 46.4 メートルもある超巨大なスクリーンが鎮座。レースの様子や結果などがここに映し出されます。

阪神競馬場内にある宮っ子ラーメンEXPRESSのラーメンの写真

建物内には馬券を購入するためのマークシートや緑色のペン、馬券を購入する機械や予想が的中した際に払い戻しを受けるための機械などが並びます。コースが見られる座席もありますが、こちらは有料の指定席。

競馬場としての設備があるだけでなく、飲食物を販売する店舗も充実。カツ丼や牛丼などの丼物に、たこ焼きやお好み焼きといった粉モン、焼きそばやうどんなどの麺類までその種類は様々です。生ビールなどお酒を販売するお店や、カフェもあります。

今回私は阪神競馬場がある宝塚市のお隣、西宮市のソウルフードだという「宮っ子ラーメン」の姉妹店「宮っ子ラーメン EXPRESS」のラーメンをいただきました。11 時ちょうどくらいにフードコートを訪れましたが、広いフードコート内には空席がたくさんあり座れないということはありませんでした。

阪神競馬場のセントウルガーデンと噴水広場の写真

食事を済ませた後、ラーメン屋のお隣にあった「Paddock Side Cafe」というカフェで購入した温かいカフェラテを片手に競馬場の屋外エリアを散策。外には子どもたちが楽しく遊べるような大きなアスレチックやふわふわドームなどの遊具が用意され、親子で訪れても楽しめるような施設になっていました。

訪れたこの日は悪天候のため外をうろうろしている人の姿はかなり少なかったですが、訪れている人の中にはベビーカーを押して来ている方も見られました。

その近くには噴水のある広場や「セントウルガーデン」というお庭が広がり、天気の良い日は周辺を歩くだけでも十分楽しめそう。これだけで入場券 100 円分の元は取れそうなとこあります。

阪神競馬場の写真

今年リニューアルオープンした阪神競馬場へ行ってきましたが、巨大な施設のどこを見てもピカピカで非常に気分良く過ごすことのできる空間となっていました。レースの様子が映るモニターの前に集まる人から聞こえてくる大声など、競馬場ならではの雰囲気も感じられて良かったです。

ちなみに、一応せっかく競馬場へ来たのだからと 1 度だけ馬券を購入しました。成績としては 100 円が 270 円になったのでプラス。支払った馬券代と入場券代は回収できました。素晴らしい。