小さい頃の誕生日によく行っていたファミレスのココスへ行ってきた話
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はっぴーばーすでーとぅーみー、ということで 本日 10 月 20 日は私のお誕生日🎂 残念ながらまたひとつ歳を取りました。今はもう実家を出てひとり暮らしをしているのでありませんが、小さい頃は誕生日になると両親に連れられて ファミリーレストランのココス に行っていたと記憶しています。
何か特別な事があった日に行く場所というイメージが強く、また小さい頃に連れて行ってもらったきり訪れていなかったココス。そんなココスに大人になった今、自分の金で食事をしに行ってきました。
ちょっぴりそわそわしながら入口の扉を開けると、店内は平日にも関わらず多くの人で賑わっていました。席が空くのを待っている人も多く、レジ横に設置された受付端末にて受付を済ませると私の前に 5 組も待っているという情報が表示されました。
順番待ちの受付をした際に出力された受付票には二次元バーコードが印刷されていて、これをスマートフォンで読み取ると外でもブラウザで待ち順を確認できるとのこと。入口付近が大混雑で邪魔になりそうだったので、とりあえず外で待機。
20 分ほど待ち、「番号が呼ばれた後はどうしたらいいんだ?!」と受付端末の前であたふたした後、店内の隅っこのテーブルに着席。むかし連れて行ってもらったお店でどうだったかは覚えていませんが、訪れた店舗はテーブルに置かれたタブレット端末から注文する方式となっていました。
タブレット端末の画面で注文したい料理を選ぶのかな?と思いきや、同じくテーブルに用意された紙のメニューに記載された 3 桁の番号を入力して注文するというサイゼリヤのようなスタイル。これは少し意外でした。
さて、私がココスに連れて行ってもらっていた頃は「ココスといえばドラえもん」という時代でした。それが現在のココスにはドラえもんの姿は一切なく、その代わりに現在コラボ中だという男性アイドル…のような人たちのイラストが描かれたメニューが、通常のメニューと一緒に置いてありました。
私が最後にココスで食事をしてから、10 年以上は経っていると思います。十年一昔といいますが、まさにその通りで 10 年も経つと色々と変化しているものだなあと改めて実感しました。
今回注文したのは、ココスといえばの包み焼きハンバーグ。これは私が小さい頃からココスの看板メニューだったと記憶しています。濃厚ビーフシチューの包み焼きハンバーグ 145g と、サラダにドリンクバーとスープバーが付いたサラダセットを注文。お値段は合計 1,700 円ほどでした。家族で来るとなると、これの 3 倍とか 4 倍とかという金額になるわけですから、なぜ特別な事があった日にしか来られなかったのか、今なら理解できます。
しばらく待つと、かわいらしい声をした配膳ロボットが料理を持ってきてくれました。ドラえもんが居なくなって失われた(?)かわいらしさはここに居たんだね…と謎の感想が頭に浮かんだり、通路から一番遠い席に座っていたせいで料理の受け取りに手間取ったりしつつ、待ちに待ったお食事タイム。
さっそく包み焼きハンバーグを食べ…ようとして、食べ方が分からず検索。どうやらナイフやフォークを使って中央に穴やら切れ込みやらを入れて食べるらしいということで、見様見真似でアルミホイルを開封。
中から出てきたハンバーグは肉汁たっぷりで、ビーフシチューと思われるたっぷり入った茶色いソースはブクブクと泡が浮かぶほど見るからに熱々です。味は当然のごとく美味しく、柔らかいお肉とビーフシチューの相性は抜群です。
小さい頃に食べていたココスの味は思い出せないけれど、なんなら包み焼きハンバーグって食べたことあったっけ?などと疑問に思うなどしているけれど、それでもなんだか懐かしいような気持ちが心の奥底から湧いてきます。ひとりファミレスということで、そんな気持ちを邪魔する人もおらず、ゆっくり過ごす平日の夜。なんだか幸せな時間でした。