鳳駅から東羽衣駅の間のJR羽衣線区間を歩いて移動してみた
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先日、SNS のフォロワーさんにお誘いいただいて JR 鳳駅から東羽衣駅の間を散歩してきました🚶 鳳駅と東羽衣駅の間には、羽衣線という通称で呼ばれる JR 阪和線の支線が通っており、列車に乗ればわずか 3 分ほどの乗車で移動することができます。そんな羽衣線の駅の間をのんびり歩いてきました。
スタート地点は、大阪の天王寺駅と和歌山の和歌山駅とを結ぶ阪和線の駅 JR 鳳駅 です。大阪府第 2 の都市であり、政令指定都市でもある 堺市 にある駅で、阪和線では時間帯によっては鳳行きの普通列車を見かけることもあります。
阪和線の支線である羽衣線はこの駅から分岐していて、1 時間に 3~5 本ほど東羽衣駅へと出発していきます。羽衣線には 以前乗りに来たことがある のですが、両駅の間を歩いて移動するのは初めて。列車に乗ればあっという間ですが、はたして歩いて移動するとどれくらい時間がかかるのか…。
この日の鳳駅周辺の天気は、あいにくの雨。私は全国でも雨の日が多いことで知られる北陸・石川県の出身ではありますが、雨の中を歩くのは慣れているとはいえ邪魔なものは邪魔。室内で快適に過ごしながら窓の外の雨の景色を眺めたり、雨の音を聴いたりするのはとても好きなのですが、歩くとなると人並みに面倒に感じます。
鳳駅の駅舎はなかなか年季の入った雰囲気のもの。掲げられた「鳳」の字がつよそうでカッコいいです。
羽衣線は鳳駅から西の方へと伸びていくので、鳳駅の西出口のほうへとやってきましたが、駅前には自動販売機がたくさん。よく見てみると、通常の飲み物を販売する自動販売機のほかにクレープを売っている自動販売機が設置されていたり、種子島産のさつまいもを販売する自動販売機が設置されていたりと、変わり種がちらほら。
高架の線路に沿うように伸びる細い道路を歩いて、さっそく東羽衣駅を目指します。道は細いのですが、意外と交通量が多くて前からも後ろからも多くの車がやってきます。天気が悪い日なので、駅への送り迎えなどでやってくる人が多かったのかも。
周辺は普通の住宅街といった雰囲気で、お店はほとんど見かけませんでした。高架の隣に伸びる細い道沿いにはお店はありませんが、少し歩いたところで交差する大通り、国道 26 号線までやってくると周辺には多くのロードサイド店舗が立ち並びます。
ラーメン横綱 に ラー麺ずんどう屋 と、関西発祥のラーメンチェーン店が並んでいるところに「ここは関西なんだな」ということを実感します。
大通りを超えて、さらに西へと歩きます。右手側に見えてきたのは羽衣国際大学という大学で、近くには羽衣学園中学校・高等学校という私立の中学校と高校もあります。お散歩に訪れたのは土曜日だったのですが、学校の近くまでやってくると制服姿の学生さんの姿がちらほらと見られるようになりました。
ずっと隣にある高架の線路が伸びていく先に、背の高い大きなマンションの姿が見えるようになってきたら、東羽衣駅まであと少し。鳳駅を出発してからおよそ 30 分ほどで、東羽衣駅 に到着しました。
近くには南海本線・南海高師浜線の羽衣駅があり、両駅の間は高架の歩行者デッキによって結ばれています。急行列車も停車する南海羽衣駅が近くにあるためか、周辺には飲食店やおしゃれなカフェも多めです。
JR 羽衣線の鳳駅から東羽衣駅の間を歩きに行ってきましたが、全体的に住宅街が続いていて落ち着いた雰囲気の場所でした。地図で見ていた感じでは結構離れていそうな感じがしたのですが、移動にかかった時間は 30 分ほどと思っていたよりも短かったです。
あいにくの雨でしたが、距離的にもちょうど良くてのんびり歩くことができました。おつかれさまでした。