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Vue Fes Japan 2025 に参加してきた

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ひらたけ

2025 年 10 月 25 日に、東京の 大手町プレイス ホール & カンファレンス にて開催された Vue Fes Japan 2025 に参加してきました🖖 このようなエンジニア向けのイベントやカンファレンスへの参加が初めてで、当日は相当な挙動不審なアレになっていましたが、ゆるく見て回ってきたのでレポートもとい日記を書きます。


せっかく大阪から関東へ行くのだからと、前日に埼玉を観光していた関係で、この日は JR さいたま新都心駅 から行動を開始。スタバで軽く朝ごはんを食べつつ、列車に乗って会場最寄りの JR 駅である東京駅へと向かいました。東京の列車は全部激混みでヤバい!と思っていたら、ほどほどの混み具合で拍子抜け。助かる。

この日の東京はあいにくの雨。荷物になるからと泣く泣くデカい傘は持たずに関東へと出立したので、地下に潜るともれなく迷子になることに定評のある私ですが、会場までは気合いで地下の通路を歩いて向かうことに。

当然のごとく迷子になる…かと思いきや、気づいたら会場の名前が書かれた看板が見えてきたのでひと安心。視界に地図が入るたびに立ち止まって、目的地にピンを置いたスマホの地図アプリと見比べるなど相当慎重に歩いたのが功を奏した感じです。偉業。歩いている最中は常に現在地を把握できてなかったけども。

Vue Fes Japan 2025 の写真

……などとひと安心してたら、普通に会場のビルの中で迷子になりました。Vue Fes Japan 2025 のシャツを着たスタッフの方にめちゃくちゃ道を聞きまくったり、「ここ違いますよ」と指摘していただいたり。迷子の救出をしてくださった方々、本当にありがとうございます…。

入口には、ここで写真を撮ってくれと言わんばかりの立方体を積み上げた謎オブジェが鎮座しており、コミュ力のある他の参加者の方が「写真撮っても良いですか?」とスタッフの方に尋ねて写真を撮っているのに便乗して私も撮影させていただきました。大阪在住とは思えないクソ雑魚コミュニケーション能力…。

受付で Peatix というサービスで購入した一般チケット(早割で 7,000 円)の二次元バーコードを提示し、ネームカードとイベントのタイムテーブルなどが記載された冊子を受け取ります。

事前に申し込めば、名前とアバター画像がプリントされたオリジナルのネームカードを用意していただけるようになっていたのですが、なんか良い感じのアバター画像が無かったので私は未作成。申し込みをした方々のネームカードが並べられている場所の隣で、油性ペンで名前を記入します。

めちゃくちゃ本名を書こうとしてたのですが、近くに居た方々が全員普通にハンドルネームを書いてるのを見てイベントを完全に理解した顔になってました。

Vue Fes Japan 2025 の写真

10 時からオープニングが開始とのことで、少し早めに席へと移動。2 階にある「FitFits with hacomono トラック」という部屋とその隣の「メイツトラック」という部屋で行われ、前者のほうがお話をされる方を直接見ることができる(目の前のステージに登壇される)ようになっていました。

私が訪れたタイミングでは「FitFits with hacomono トラック」のほうは半分ほどが埋まっていて、「メイツトラック」には 2、3 人ほどが着席している状態。人が少ない場所で落ち着いて話を聞きたかったので、私はメイツトラックのほうに席を確保しました。

時間が近づくとなんやかんやでメイツトラックのほうも人が増えてきて、正面のスクリーンにはやたらカッコいいカウントダウンの映像、それからどことなく「和」の雰囲気を感じる音楽と共に オープニング映像 が映し出されました。

Vue Fes Japan 2025 の写真

いよいよ始まった Vue Fes Japan 2025。最初は Vue.js 日本ユーザーグループ 代表の kazupon 氏 の挨拶。海外からの参加者や登壇者も多いからか、内容は全て英語でした。

私は英語が得意でなく、学生時代には英語の先生から「どうしてあんなに真面目に授業を受けているのに単位を落としているの…?」と困惑されたくらいには苦手意識があるのですが(突然の自分語り)、このオープニングを含め全てのセッションで AI によるリアルタイムに翻訳され、日本語訳 & 英語訳がスクリーンに映し出されるという、英語が分からない人でも内容を理解できるようになっていました。

Vue Fes Japan は年々参加者が増え、今年はなんと 800 人以上が参加しているとのこと。実際、この日は半日ほど会場に居ましたが、どこへ行っても人、人、人。めちゃくちゃ大盛りあがりでした。Vue.js ってすげー。

オープニングの後は、Vue.js に関わる人であれば誰しもが名前を聞いたことがあるであろう、Vue.jsVite クリエイターの Evan You 氏 のセッション、キーノート。こちらも英語かと思いきや、飛び出したのは日本語での挨拶。本編は英語でしたが、日本の会場で日本人に向けて日本語で挨拶をしてくださったのは普通に感動。同じ会場に居るというだけでもすごいのに、こんなサプライズまで。震える。

Vue.js をより安定したフレームワークにするとか、パフォーマンス云々の話、先日発表されたばかりの Vite+ の話などがありました。

Vue Fes Japan 2025 の写真

オープニング、それからキーノートの後は、会場内にあるスポンサーブースを回ることに。こういうエンジニア向けのイベントやカンファレンスに参加するのが初めてで「一体どう回ればいいんだ…?」となっていたのですが、受付時にいただいた冊子に「スポンサーブースシールラリー」という、スポンサーブースで配られるシールを集める企画が書かれていて、それに飛びついた感じ。迷える参加者を導くありがたい企画に感謝。

会場 1 階にあるスポンサーブースへ行くと、各スポンサー企業のスタッフの方が声をかけてくださって、冊子のシール台紙的なページにシールを貼ってもらって、それからその会社についての説明をお聞きしたり、Vue.js に関するクイズやアンケートに答えたりする感じでした。

どのブースでも、ステッカーやらお菓子やらピンバッジやらトートバッグやらなんやらと様々なものを手渡されるので、なんだか餌付けでもされている気分に。手がいっぱいになる度に休憩エリアに戻ってリュックに詰め込んで、再度スポンサーブースに戻ってまだ訪れていない企業のところへ行く…ということを繰り返してました。

当然のことながら関東の方がほとんどなので「関東の人間にはどう接したら良いんだ?」「関西の勢いで話したら知らず知らずのうちに傷つけてしまうのでは?」という心配が頭をよぎりましたが、そんな心配をよそに皆さんフレンドリーに話をしてくださって、結構楽しかったです。

スポンサーブースシールラリーでシールを集めると、受付でくじ引きをすることができるのですが、ありがたいことに 3 等の卓上充電器(20 名に当たるやつ)をいただくことができました。自分のスマホがワイヤレス充電に対応していることを知らず、何気なく電源に繋いで乗っけてみたら充電が開始されて、横転。ちなみに 2 等はこれからの季節に嬉しい電気毛布(5 名)、1 等はお掃除ロボ(2 名)。

その後は、いつの間にかお昼を過ぎていたので近場でラーメンを食べたり(ひとりで入れる飲食店がラーメン屋くらいしかないため)、会場に戻る道で迷子になったり、縁日コーナーに足を運んだり、メイツトラックで LT を聴いたりしていました。


こういうエンジニア向けのイベントってこれまで参加したことがないから、とりあえず参加してみよう…!という「悩むよりまず行動してみるぞ」の意識で参加した Vue Fes Japan 2025 でしたが、思っていたよりも楽しめたので非常に良かったです。

正直なところ、技術的なスキルは然程高くないので、各セッションの内容について理解できたとは到底言える状態ではないですが、こんなにつよいエンジニアの方々が大勢集まる Vue.js のコミュニティの凄さ、そしてコミュニティの盛り上がりを間近で感じられたのは非常に良かったです。

アフターパーティーについてはお酒が飲めない(飲んだこと無い)人間的にはちょっと手が出しづらい価格だったのと、翌日の関東観光のスケジュールの都合で不参加。SNS 等での感想を見た感じ、めちゃ楽しそうだったので、次があるなら(そしてお金に余裕があれば)ぜひ参加したいところです。

あと、型抜きとかいうイカれ難易度縁日コンテンツ、お前ほんま許さんからな……!(めっちゃ時間を溶かしてから割った)