大阪ベイエリアのランドマーク「さきしまコスモタワー展望台」へ行ってきた
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咲洲の中心にそびえる 大阪ベイエリアのランドマーク「さきしまコスモタワー展望台」へ行ってきました🗼 日本を代表する都市・大阪市の西側に浮かぶ人工島「咲洲」にある 大阪府咲洲庁舎。その最上階にあるのが今回訪れた「さきしまコスモタワー展望台」で、地上 252m の高さから大阪や神戸の景色を見ることができます。
さきしまコスモタワー展望台へは過去にも訪れたことがありますが、前回この場所を訪れたのはちょうど 3 年半前のこと。大阪・関西万博 が開催されたり、梅田エリアなどで大規模な再開発が行われていたりと、ここ数年で大きく変化した大阪の街を改めて眺めてきました。
地下鉄を乗り継いで、やってきたのは「ニュートラム」の愛称で呼ばれる Osaka Metro 南港ポートタウン線 の トレードセンター前駅。大阪市内の地下を通る地下鉄を運営する Osaka Metro の路線ではありますが、ニュートラムは他の路線とは異なり自動運転の無人軌道交通機関となっています。
トレードセンター前駅から「さきしまコスモタワー展望台」のある大阪府咲洲庁舎までは歩いて 3 分ほどと少し離れていますが、駅直結の複合商業施設 ATC(アジア太平洋トレードセンター) の ITM 棟、O's 棟北館と抜けていくと大阪府咲洲庁舎への連絡通路が用意されており、雨の日でも駅から濡れることなく移動することが可能。
大阪府咲洲庁舎までの道中には飲食店やおしゃれなカフェなどが多数並び、館内や ITM 棟と O's 棟を結ぶメインゲートのあるデッキには多くの人が集まっていました。
ATC は大阪の主要な繁華街である梅田やなんばからは離れた場所にあるので、休日とはいえそこまで混雑はしていないだろうと思っていたのですが、予想以上に賑わっていて驚きました。メインゲート付近にはダンス衣装のような服を着た人たちが集まっていたので、もしかしたら何かしらのイベントが開催されていたのかも。
大通りの上に架かる連絡通路を通って、大阪府咲洲庁舎へ。ATC 内はそれなりに混雑が見られましたが、こちらに来ると人はかなり少なく、4 フロアほどの吹き抜けになっていることもあってより一層寂しさが目立つように感じられました。
とはいえ、大阪府咲洲庁舎という名前の通りそもそもが行政施設。私が訪れた休日には普段ここで働いている人たちも来ていないでしょうし、建物内にコンビニや飲食店などいくつか店舗が入居しているものの片手の指で数えられる程度なので訪れる用事も限られます。何かしらのイベント事が行われているようにも見えません。
閑散としてはいますが、訪れたタイミングや性質上仕方のないことではあるのかなという感じ。むしろ、ATC との連絡通路へ繋がる 2 階や、いくつかの店舗が入居する 1 階をうろうろと歩いていると、意外とすれ違う人が多くて驚きました。
おしゃれなデザインの階段を降り、床に貼られた案内に従って 1 階にある「さきしまコスモタワー展望台」の入口へと向かいます。大阪の主要観光スポット…とはいえないさきしまコスモタワー展望台の受付には誰も並んでいる様子はなく、待ち時間ゼロでチケットを購入することができました。
料金は通常 1,200 円ですが、事前にオンラインでチケットを購入すると 100 円引きになって少しお得。Osaka Metro 全線(夢洲駅を除く)・大阪シティバス全線で利用できる 1 日乗車券「エンジョイエコカード」の提示でも 100 円引きになります。
今回私はエンジョイエコカードを購入していたので 1,100 円でチケットを購入したのですが、現地で割引料金でチケットを購入する場合には現金での支払いのみとなるようでした。キャッシュレス決済がいいという人はオンラインでチケットを買うのがよさそうです。
また、以前訪れた際にはチケットと一緒に展望台内にあるカフェで利用できる 100 円割引券をいただいたのですが、割引料金でチケットを購入した場合には貰えないようでした。この 3 年半ほどの間に無くなったのかな?とも思ったのですが、展望台の床に割引券が落ちているのを見かけたので、まだ配っているっぽい。カフェ利用を考えている場合は、あまり割引料金とか気にせずにフラっと立ち寄っても大丈夫そう。
受付でチケットを購入すると、たった 1 人のためにわざわざ係の方がエレベーターまで案内してくださり、お辞儀でお見送りをされながら扉が閉まったエレベーターに乗って一気に 52 階へと昇ります。かなりの速度で上昇していくエレベーターからは、若干窓ガラスが曇っていて景色が見えづらい部分はあるものの大阪市内の景色が一望できるようになっていました。
52 階からは、エスカレーターを 2 度乗り継いで 55 階の展望台へと進みます。53 階から 55 階へと向かうエスカレーターはかなりの長さがあり、照明が暗めにされているのも相まって進んでいくごとに美しい景色への期待感が徐々に高まっていきます。
チケットと一緒に手渡されたパンフレットの表紙のデザインが微妙に変わっているな、などと過去に訪れたときのことを思い出しつつ、ついに 55 階の展望台へ到着。目の前に広がるのは美しい青空と大河や海、そして 280 万人もの人口を誇る世界都市・大阪の街並みです。
エスカレーターを降りて正面、展望台の東側の窓から見えるものの中で一際目を引くのは真っ赤に塗られた巨大な橋。こちらは 港大橋 という橋で、阪神高速 4 号湾岸線・5 号湾岸線・16 号大阪港線が通る世界最大級のトラス橋です。全長は 980m で、中央径間 510m は日本国内では第 1 位、世界でも第 3 位の長さを誇ります。
完成したのは 1974 年で、約 50 年前。橋の下を大きな船が通れるようにと高い位置に架けられ、その巨大さと真っ赤なボディで存在感のある港大橋は今なお大阪港のランドマークとして親しまれています。
港大橋の向こうに見えるのは、建てられた当時は日本で最も高いビル、現在でも麻布台ヒルズ森 JP タワーに次ぐ 2 番目の高さを誇る あべのハルカス や大阪の繁華街・梅田の高層ビル群。そのさらに奥には生駒山地の山々が連なります。少し北へと視線を移せば、世界最大級の水族館として知られる 海遊館 やその隣を回る 天保山大観覧車、世界屈指の入場者数を誇るテーマパーク ユニバーサル・スタジオ・ジャパン も見ることができます。
背の高いビルやマンションに遮られて見ることができないものもありますが、大阪を代表する有名な観光スポットのほぼ全てを一望できるのは、大阪市の西端に位置するさきしまコスモタワー展望台ならではでしょう。
北から西にかけて広がるのは、六甲の山々と港町・神戸の街並み。大阪と神戸の間を移動する際には、大阪湾をぐるっと迂回するようにして移動することになるのでそれなりに離れているように感じますが、こうして見ると大阪と神戸ってものすごく近いのだなということを改めて思わされます。
その手前、大阪湾に浮かぶ大きな人工島は夢洲で、昨年 2025 年の 大阪・関西万博 開催期間中はその名前を聞かない日はないほどでした。現在では万博の象徴として多くの人で賑わった大屋根リングの大半と、たくさんの感動と学びを与えた数々のパビリオンが解体され、大阪の新しい未来を創るべく統合型リゾート(IR)の開業などに向けた準備が進められています。
残された大屋根リングの一部やその周辺は万博の開催を記念した公園として整備されるという話もあるようなので、万博に何度も足を運んだ私としてはぜひ訪れたいところです。
さきしまコスモタワー展望台の中心には「honeybeeshop」というカフェが併設されており、こちらで軽食などをいただくことが可能。3 年半前に訪れた際にはバニラアイスの乗ったワッフルをいただいたのですが、その時には無かった、咲洲の新名物だという「さきしまぷりゃん」というプリンが激推しされていました。
店内もリニューアルがされていて、プリンに合わせた装飾が施されています。せっかくなので「さきしまぷりゃん」をひとついただいていくことにしたのですが、とろとろというよりはねっとりとした食感のプリンで、濃厚で滑らか。バニラビーンズのものと思われる黒い粒がところどころに見られ、甘い香りが感じられるおいしいプリンでした。
以前訪れた際には、店内で食事をしている人は私だけという寂しい状況だったと記憶しているのですが、訪れた日は 6、7 組ほどが食事をしていてわりと賑やか。かなり広いのでテーブルには余裕があり、混雑しているというわけではありませんでしたが、それでも程よく話し声などが聞こえてくる空間は居心地が良かったです。
さきしまコスモタワー展望台へ行ってきましたが、大阪の街全体を一望できる展望台ということで景色は非常に素晴らしいものでした。以前訪れたときよりは人が多いなと感じたものの、自由に動き回って好きな場所から景色を見られるくらいには空いていて、地上 252m という高さからの景色を見ながらのんびり過ごすことができたのがとても良かったです。