咲洲の南側にある広い公園「南港中央公園」を散歩する
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大阪湾に浮かぶ人工島・咲洲の南側にある広い公園 南港中央公園を散歩してきました🌱 南港中央公園は、阪神高速 4 号湾岸線および 5 号湾岸線の南港北出入口の西側、Osaka Metro ニュートラム(南港ポートタウン線)の ポートタウン東駅 の東側に広がる公園。島にいるとは思えないほど広い空間を、のんびりと歩いてきました。
JR 大阪環状線の線路よりも高いところを通る 地下鉄中央線 や、そもそも地下鉄じゃない自動運転の無人軌道交通機関なニュートラムを乗り継いでやってきたのは、ポートタウン東駅。名前の通り「南港ポートタウン」という住宅街の東側に位置する駅です。
今回訪れた咲洲は、大阪湾に浮かぶ主要な 3 つの人工島である舞洲・夢洲・咲洲のうち最も南側にあり、最も面積が広い島。駅周辺には「南港ポートタウンショッピングセンター」という商業施設や数多くの集合住宅が立ち並び、駅からは島でありながら海の姿は一切見えません。
南港ポートタウンは、大阪のまちづくりの課題となっていた公害問題へ対応する環境モデル都市として整備が進められた街だそうで、誕生は今から約 50 年前となる 1977 年のこと。計画的に高層住宅や教育施設、公園などが配置されているだけでなく、域内への車両の通行を原則禁止とする「ノーカーゾーン」が設定されています。
ポートタウン東駅から北へ少し歩いたところにはゲートが設置され、ノーカーゾーンへと入る車両が制限されていました。原則として終日車両通行禁止で、どうしてもポートタウン内に入る必要がある場合は「通行届」が必要なのだそう。基本的には、今回私が乗ってきたニュートラム(南港ポートタウン線)を利用したり、区画内を歩いて移動したりする必要があります。
南港ポートタウン内は「花のまち」「海のまち」「太陽のまち」「緑のまち」の 4 つに分かれていて、それぞれに街の名前を冠した公園が整備され、住宅が建ち並び、病院や学校などの施設を擁しています。まさに計画的に整備された街といった雰囲気。Cities: Skylines などの街づくり系のゲームをプレイするときの参考にしたくなる感じです。
今回のお散歩の舞台となる「南港中央公園」は、ポートタウン東駅から東へ歩いたところにある公園。ノーカーゾーンの外側をぐるりと囲む道路の上に架けられた、歩行者用の橋を歩いていくと見えてきます。駅から公園へと続く橋は「ふなで橋」という橋のようで、橋の端には船のハンドルのような装飾がされていたり、高くそびえる真っ白な柱がなんだか船の帆のように見えたり。名前に合わせた、ちょっとした遊び心が感じられます。
公園内に入ると、遠くの方から元気な掛け声や応援の声のようなものが聞こえてきました。20.8ha もの面積がある園内には野球場や広場、テニスコートなどスポーツをするための施設が数多く存在し、地図を見てみると公園の大部分を占めています。
住むところがあって、学校や病院もあって、商業施設もあって、さらにはこうして広い公園とスポーツをする場所もある南港ポートタウンは、結構住みやすそうな感じがしますね。
大阪市内中心部からは少し離れた場所になるので、わりと閑散としているのではないかと思いながら訪れたのですが、思っていたよりも人の姿は多め。大阪城公園などほどではありませんが、公園の外周を自転車で走ったり、ランニングをしたりしている人の姿がちらほらと見られました。
南港中央公園の西側真ん中あたりから、今回は時計回りに園内を散策していくことに。歩道の左右には青々とした草木が生い茂り、夏が近づいていることを感じさせます。私は虫がものすごく苦手なので、草の影などに絶対潜んでいるであろう虫の存在に怯えながらの散策になりそうだなと、心のなかで覚悟を決めました。
公園の北西あたりには大きな広場があり、そこで野球の練習をしている学生さんの姿を遠目に見ながら歩いていくと、広場の隣を過ぎたあたりで公園の中心部へと続く分岐がちょいちょい現れるようになりました。東側一帯はかなり緑があふれるエリアで、真ん中は小高い丘のような感じになっているようでした。
引き続き公園の敷地内で一番外側を通る歩道をのんびりと歩いていくと、見えてきたのは立派な高架の道路。高架の道路の上にさらに高架の道路が積み重なっている構造は、都会ならではの景色でしょうか。こちらは阪神高速 4 号湾岸線・5 号湾岸線の高架で、海遊館や天保山大観覧車のある天保山方面や、堺市や関西国際空港方面へと伸びています。
高架の下やその奥には大きなトラックや船に積み込むのであろう巨大なコンテナらしきものがチラリと見え、島国である日本の物流を支える港らしさが感じられました。
阪神高速の側を少し歩いたところで、途中で脇道に入り園内東側エリアの中心部へと向かいます。坂道を登っていくと、見えてきたのは「バーベキュー広場」という施設。その名前の通りここではバーベキューをすることができるようで、機材のレンタルや設置などをしてくれるサービスの案内が掲示されていました。
バーベキュー広場の隣には広々とした芝生広場と子供向けの遊具があり、私が訪れたタイミングでは子どもたちが元気よく遊んでいる様子が見られました。
小高い丘のようになっているバーベキュー広場周辺は細い道がいくつも分岐しており、わりと方向音痴な私は何度も現在地が分からなくなりそうになりました。ポートタウン東駅から公園へ入ってすぐのところに園内の地図が設置されていて、それをスマホで写真に残していたのでなんとかなりましたが、園内をうろうろとあちこち見て回るのであれば注意したほうがよさそう。
そんな小道の分岐をいくつも乗り越え、やってきたのは「カリヨンの丘」という小ぢんまりとした空間。草に埋もれてしまいそうな道に囲まれた原っぱの中央には 1 本の木と「鐘の樹」という金属製のオブジェが並びます。
周囲をぐるりと回ってみても「鐘の樹」についての説明が見当たらなかったのですが、名前の通り上の方にはいくつかの鐘が取り付けられていて、ところどころにスピーカーのようなものも見られたので、何かしら仕掛けがあるのかも。
公園の南側や西側は、スポーツ用の施設が数多く並ぶエリア。大阪市南港中央野球場 という立派な野球場や広々とした テニスコート が整備されていました。野球場の方は高校野球の大阪大会の開催球場のひとつとなっているそうで、1987 年の竣工から何度かの改修を経て現在まで利用され続けている施設のようです。
テニスコートのほうは、人工芝のコートが 8 面、屋根のある全天候型コートが 5 面、ピックルボールコートが 2 面あり、個人のレベルに合わせたスクールも開催されているのだそう。南港中央公園は、敷地の南側を阪神高速の高架が横切っており、その高架の下の空間を活用するような形で全天候型コートが整備されていました。
今となってはできる気がしないですが(当時も全然だったけれども)、一応中学生の頃はソフトテニス部に所属していたので、テニスを楽しむ人たちを見ているとなんだか懐かしい気持ちになりました。
公園の敷地の中心あたりからは、広場越しに さきしまコスモタワー の姿を見ることができました。2km ほど離れているのでやや小さくは見えますが、それでも周囲の建物より頭一つ抜けて高い庁舎は非常に目立つもの。まさに咲洲のシンボル的存在ですね。
咲洲の南側にある広い公園「南港中央公園」を歩いてきましたが、思っていたよりも多くの人で賑わっていたのが印象的でした。すぐ隣に南港ポートタウンという街が広がっており、この地域に住む人たちの大事な憩いの場となっていることが分かりました。
また、スポーツ施設が非常に多く、それもかなり立派で大きな施設だったのが興味深かったです。私は普段全然運動をしないので、野球やテニスを楽しむ人たちの姿を見て、体力が落ちてくる 30 代に入る前に何かしら始めておかなきゃなあという気持ちになりました。