西宮市大谷記念美術館で開催されている絵本の原画展へ行ってきた

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ひらたけ

兵庫県西宮市にある 西宮市大谷記念美術館へ行ってきました🖼️ 西宮市が故大谷竹次郎氏より土地や建物、美術作品の寄贈を受けて開館した美術館だそうで、現在では 1,300 点以上もの作品を収蔵しているとのこと。訪れたタイミングでは「2026 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」という絵本の原画展が開催されていて、今回はこちらの展示を観させていただきました。


阪神電車の列車に乗ってやってきたのは 香櫨園駅。関西を代表する高級住宅街 西宮七園(にしのみやななえん) のひとつに数えられる 香櫨園(こうろえん) にある駅で、西宮市内を流れる 夙川(しゅくがわ) をまたぐようにホームがつくられています。駅舎にはアーチやステンドグラスが多く見られ、どことなくレトロな雰囲気が感じられるもの。春には夙川沿いに植えられた桜を眺めることができ、桜の名所としても知られているようです。

駅を出てオシャレな住宅街を歩いていくことおよそ 5 分、見えてきたのは程よく緑に覆われた塀で囲まれている建物。こちらが今回訪れる 西宮市大谷記念美術館 で、入口では数名の警備員の方が訪れた人たちの誘導などをされていました。

訪れたタイミングでは「2026 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」という展覧会が開催されていて、開催 2 日目の日曜日ということもあってか思っていたよりも多くの人が集まっていました。周辺の雰囲気通りの上品な女性の方々が多く、街を歩いているだけでも場違い感がすごかったのに美術館の敷地内でもそれ以上の場違い感がありました。さすが高級住宅街…。

ボローニャ国際絵本原画展は、イタリア北部の都市・ボローニャで開催されている世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市での入選作品を紹介する展覧会で、毎年この西宮市大谷記念美術館で行われているのだそう。

イタリアで開催されている「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」は 1964 年から続く歴史ある国際見本市ですが、こちらのボローニャ国際絵本原画展の方も 1978 年から毎年開催されているとのこと。これだけ多くの人が美術館へ足を運んでいる様子を見ると、きっと毎年楽しみにされている方が多いのだろうなということが感じられます。

入口向かって右側にあるチケット売り場にて、ボローニャ国際絵本原画展のチケットを購入。支払い方法にはクレジットカードが利用でき、当日券は 1,300 円でした。

展示室内での写真撮影は可能ではあったものの、さすがに撮影した写真をウェブ上で公開するわけにはいかないので掲載しませんが、どの作品も個性的で「本当に絵本の絵…?」と感じるような「絵画」が並んでいました。

内容は非常に多彩で、世界各地の地域に伝わるお話を描いたと思われる作品や、可愛らしい猫ちゃんを描いた作品、美しい風景を切り取ったようなものなど。「ピーター・パン」や「ピノッキオ」など、名前を聞いたことがあるようなタイトルの作品があったりもしました。

似たようなものはひとつもなく、それぞれに異なる世界観が広がります。紙に描かれた作品だけでなく、階段をのぼって 2 階にある展示室には刺繍で物語の世界を描いたものがあったり、カラフルな砂を用いて描かれた砂絵があったり。「絵本の原画展」と聞いて想像していたものとは違って、ひとつひとつの作品を見るたびにその世界に飲み込まれそうというか、終始圧倒されっぱなしでした。

展示の最後には、ここまでのエリアで展示されていた作品が使われた実際の絵本が並んでいて、実際に手に取って読むことができます。入口近くにあるミュージアムショップにも絵本があり、気に入ったものがあれば購入することも。トートバッグや缶バッジ、ポストカードなどのグッズも豊富でした。


西宮市大谷記念美術館で開催されている絵本の原画展「ボローニャ国際絵本原画展」へ行ってきましたが、子ども向けの絵本の絵ということだったので正直なところこんなに心を動かされる作品が並んでいるとは思っていませんでした。

どの作品も本当に自由な世界観が表現されていて、そんな自由さがあるからこそ子どもたちに夢を与える絵本が生まれるのだろうなと思いました。