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オープンな SNS をやるのにつかれた話

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ひらたけ

Twitter が仕様変更を繰り返し、閲覧できるツイート数に制限がついたり、API の有料化で撤退するサービスが相次いだりと、世間を騒がせています。

いつ Twitter がサービス終了してもいいように、またはより自由に発言・閲覧できるようにと、Misskey や Mastodon といった別の SNS へ移住したり、とりあえずアカウントを開設したりするユーザが、ここ数ヶ月ほどで一気に増えたように思います。

Misskey 最大のインスタンスである Misskey.io1 日でユーザ数が 4 万人増え登録者が 20 万人を超えた という記事や、Mastodon での投稿数が約 3 倍になった という記事が出るなどしています。

これらの SNS は、 基本的には投稿した内容が全世界に公開される「オープンな SNS」 です。そんなオープンな SNS をやるの、つかれたなあという話です。


私が Twitter を始めたのは 11 年前の 4 月のことでした。

当時私はまだ中学生で、小中学生に携帯電話を持たせてはいけないという条例があった石川県にいたのもあって、周囲に SNS なんてものをやっているひとがほとんどいませんでした。
(石川県の条例については、昨年に改正されています。)

最初は何を投稿すればいいかもわからず、 ポケモンのゲームをやってたら色違いが出た とか、 学校や部活でこんなことがあった とか、そういうことをぽつりぽつりとツイートする感じだったのが、数ヶ月もすれば 1 日に数百ツイートする立派なツイ廃になっていました

携帯電話を持っていなかったので、親のパソコンをこっそり使ったり、ニンテンドー DS に搭載されていたウェブブラウザで Twitter にログインしてツイートしたりと、むちゃくちゃな環境でインターネットをやっていたのをよく覚えています。

ここ最近急激にユーザ数が増えている Misskey についても、まだドメインが misskey.xyz だった 9 年前から利用していて、それなりに投稿していたように思います(唐突な古参アピール)。

Misskeyに登録したときのツイートの画像

そんな私は、ここ数年、Twitter とか Misskey とか Mastodon などの 投稿が全世界にオープンになる SNS をあまり触っていません

全く投稿しないとか全く見ないというわけではないですが、それでも投稿の頻度は 1 週間に 1 回とか 1 ヶ月に 1 回とか。他の人の投稿を見るのも、あまりしなくなりました。

代わりに増えたのが Discord の利用です 。朝起きてまず最初に開くのは Discord のアプリですし、気の合う知り合いとチャットで話したり、とくに遊ぶ約束をしてるわけではないけれどとりあえずボイスチャンネルに参加したり。そんなことが増えました。

私が普段いるのは、アクティブユーザが数十人程度のそれほど大きくないコミュニティです。普段よくいるひと達とはだいたい話したことがありますし、実際にオフ会などでお会いしたかたもいます。

こういうクローズドな場所が、 自分のことを知ってくれているひとたちが集まっているコミュニティで過ごすのが居心地いいなあ と、そう思うわけです。

たくさんのひとがいる場所で影響力を持ったり、情報を収集したりすることは、大事なことだと思います。けれど、そこにずっといるのは、私にはちょっとしんどいかなという気持ちです。たまに、外の世界に出たい気持ちになったときにちょっとお散歩する、それくらいが私にはちょうどいいかな。


なんだかインターネット老人会みたいなことでアレですけど、昔の Twitter は、 全体が 1 つのクローズドなコミュニティ で、インターネットという共通の興味関心があり、だいたいゲームがすきで、謎のノリで変なことやったり、みたいな 似たような人間ばかりの集まりだった ように思います。

今は Twitter での発言がテレビのニュースになったり、個人の発言の影響力が高まったりと、何か 1 つ発言するにしても慎重にならなければいけなくなりました。

Meta が Twitter の対抗サービス「Threads」をリリースする というニュースが出たり、Twitter 創業者のかたが立ち上げたサービス「Bluesky」が出てきたり と、これからも様々な SNS が出てくると思います。

これらが今後どのようになっていくのかはまだ分からないですが、私はたくさんのひとがいる場所よりも、気楽に自分を出していける場所に居たいなあと思います。