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大阪市水道局の水道記念館で水道について学ぶ

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ひらたけ

天神橋筋六丁目駅の北、長柄橋を先にある 大阪市水道局水道記念館へ行ってきました 。普段なにげなく利用している水道、その仕組みなどについて理解を深められるらしい。

入り口の門をくぐろうと一歩踏み出したら目の前にクソデカい黒い虫がブンブン飛んでたハプニングはありつつも、どうにかして敷地内へ入ると 正面に立派な建物が

水道記念館の建物の写真

建物の中へは正面の入り口っぽいところからは入れず、裏の方というか側面的なところにある扉から入ることが出来ます。水道記念館は 無料で館内を見ることができ 、特に受付などもなくそのまま展示などがされているエリアへと進んでいきます。

この日私が訪れたタイミングでは、家族で来られている方々が 1 組だけいらっしゃいました。なにやら職員のかたと、ろ過の実験…のようなものをしておられました。なんだか楽しそう。

館内には「水色スイッチ」という、 マイボトル(水筒)を持参することで大阪の水道水を無料で給水することができる装置 が設置されていました。

水色スイッチの写真

この「水色スイッチ」は 大阪市内に 6 か所ある そうで、 マイボトルの利用を推進するためのもの だそう。水道記念館以外だと、天王寺動物園や大阪城公園、大阪市役所に設置されているそうです。

水を汲むことが出来る装置が設置されていることを知らなかったのでこの日は水筒を持参していなかったのですが、まだまだ暑い日が続いているので「水色スイッチ」が設置されているエリアを水筒片手に散歩するのもよさそうですね。

水道記念館には、大阪に住むひとたちにとって身近な水道料金に関することから、環境問題に関する内容、大阪や世界の水道の歴史など、 水や水道に関する様々な展示 が用意されていました。

大阪市の水道の歴史が書かれた展示によると、この水道記念館の建物は この柴島浄水場で主力ポンプ場として活躍していたもの だそう。大阪市水道通水 100 周年を記念して開館したのだとか。

通水100周年の写真

江戸時代の街を再現した区画があったり、トリックアートの撮影スポットがあったりと、 思っていたよりも凝ったものが多いなあという印象 。水道についての知識を得る場所ということで、展示の全てが真面目でお堅い感じなのかなと思っていましたが、少しでも訪れるひとに楽しんでもらおうという工夫が感じられました。

普通に勉強にもなるので、いいですね。大阪市の水道料金が、他の大都市に比べて安いほうだというのは驚きでした。駅からは少し距離がありますが、訪れてみてはいかがでしょうか。