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大阪から飛行機を乗り継いで稚内へ行ってきた

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ひらたけ

北海道の北の端、北方領土を除いた 日本の最北端の街である稚内市へ行ってきました🗾 初めての北海道で初めての稚内。稚内には「稚内空港」という空港があり、便数は少ないですが新千歳空港と羽田空港から飛行機で向かうことができます。今回は 大阪国際空港(伊丹空港)から新千歳空港を経由して稚内 まで行ってきました。

やってきたのは大阪の空の玄関口・大阪国際空港。伊丹空港とも呼ばれる空港で、国際空港という名前ですが現在は国内線のみ就航しています。

初めての北海道ということで、ワクワクが抑えきれず 飛行機の出発時間の 3 時間前に空港へと到着 しました。時間がたっぷりあったので、屋上の展望デッキへ。この日は旅行のはじまりにぴったりなよく晴れた日で、空を見上げると雲ひとつない………というわけではないですが、きれいな青空が広がっていました。

大阪国際空港の展望デッキの写真

しばらく展望デッキで過ごしていましたが、少し前に 飛行機に乗らないけど大阪国際空港へ遊びに来ていたこと があり、保安検査場を通らずに行けるエリアはだいたい訪問済み。

空港のスタッフの方にお聞きしたところ 保安検査は飛行機出発の何時間前からでも受けられる ということだったので、早めの通過。保安検査場を抜けた先の搭乗待合エリアへと向かいます。

誰でも入れるエリアにも土産物屋さんはたくさんありましたが 搭乗待合エリアにも多くのお土産を販売するお店 がありました。今回は知り合いに会いに行くとかでもないので利用しませんでしたが、保安検査を通ったあとの場所に買い物ができる場所があると「これだけの荷物持ってて保安検査通過できるかな…」「買い物してる間に時間間に合わなくなっちゃうのでは…」みたいな心配をしなくて済むので助かりますね。

飛行機の機内から見る大阪国際空港の写真

スタバでコーヒーを購入し、近くのテーブル席で電源をお借りしてスマホを充電しながら待つこと数時間。ついに出発の時が来ました。今回乗るのは ANA の飛行機です。

普段ほとんど飛行機を利用しないこともあって、ANA の飛行機に乗るのは今回が初めて(もしかしたら小さい頃に家族で乗ったことあるかもだけど)でしたが、スマホにアプリを入れておくと iOS のウォレットアプリにチケットを保存できてすごく便利でした。

なんも分からん過ぎて、ウォレットに保存したあと IC カードみたいにスマホをタッチしようとして「???」になったのはここだけの話。ウォレットに保存したチケットに表示されるバーコードをかざすんだね…。

新千歳空港の写真

大阪国際空港から新千歳空港まではおよそ 2 時間。機内 Wi-Fi のサービスもあり、退屈することなく過ごすことができました。雲の上をビューンと飛んでいき、初めての北海道へ到着。稚内へは、この新千歳空港で乗り継ぎになります。

乗り継ぎの場合は再度の保安検査を受けずに搭乗待合エリアに行くことができるようなのですが、次に乗る飛行機がプロペラ機ということで、手荷物として持ってきたリュックが持ち込めるサイズを超えてしまっており、預ける必要がありました。荷物を預ける場合は一度外に出る必要があるとのことで、出口へと向かいます。

自動手荷物預け機を利用してリュックを預けようとしたらエラーになるなどのトラブルはありましたが、無事 2 回目の保安検査も通過し搭乗待合エリアへ。今回 ANA のアプリからオンラインチェックインをしたのですが、乗り継ぎの分のチェックインまでまとめてしてしまっていて、その関係でエラーになってしまった感じでした。

新千歳空港のサッポロビールの広告の写真

新千歳空港に到着したのがお昼すぎということで、空港の保安検査通過後のエリアで少し遅めの昼食をいただきました。食事ができるフードコート的な場所は、14 時過ぎという時間帯もあってか人は少なめ。こちらで 「富川製麺所」さんの味噌ラーメン をいただきました。

北海道といえば味噌ラーメンみたいなイメージがあったので注文しましたが、味は結構辛め。汗だくになりながらもなんとか最後まで食べきりました。

富川製麺所の味噌ラーメンの写真

辛いものを食べて暑くなったので、同じく空港の搭乗待合エリア内にある 「雪印パーラー」さんの雪印コーヒーソフトクリーム を購入しました。

北海道にしか店舗がない北海道スイーツの老舗とのことで、本店は札幌にあるそう。購入した「雪印コーヒーソフトクリーム」は 今年の 4 月に新発売となった新しい商品 らしい。めちゃおいしい。

雪印パーラーのコーヒーソフトの写真

まだ目的地の稚内に到着していないのに北海道グルメを色々楽しみつつ待っていると、稚内空港行きの飛行機の搭乗案内が始まりました。

新千歳空港から稚内へ向かう飛行機は、10 時ごろの便と今回乗った 15 時ごろの便の 2 つのみ。大阪からの場合は 10 時の飛行機に乗るのは厳しいので、15 時の飛行機に乗ることになります。他にも同じように遠くから乗り継ぐ人が多いのか、思っていたよりも多くの方が機内へと入っていきました。

空港の稚内行きの案内の写真

新千歳空港から稚内空港まで移動する飛行機は、大阪から乗ってきた飛行機より小さめサイズのプロペラ機。先述のとおり、機内に持ち込める手荷物のサイズが小さめなので注意が必要です。

稚内行きの飛行機の写真

飛行機へと向かう連絡通路で飛行機の写真を撮っている方が何人かおられたので、私も一緒にパシャリ。飛行機の翼のところにプロペラが付いているのが確認できます。ちなみにこの連絡通路、ボーディング・ブリッジという名前らしい。

席に座り窓の外を見ると、すぐ隣に大きなプロペラが。しばらくするとグルグルと回転し始め、初めてのプロペラ機ということもあってなんだかワクワクドキドキしてました。

稚内行きの飛行機の写真

定刻になり飛行機は稚内に向けて新千歳空港を離陸。ぐんぐんと上昇していく飛行機の窓からは、うねうねと続く川と、どこまでも続く広大な農地らしきものが広がっている様子が見えます。この景色、大阪ではなかなか見られないですよね。すごい。これが北海道…。

稚内行きの飛行機から見下ろす北海道の写真

1 時間かからないくらいで、飛行機は稚内市の上空へ。新千歳空港周辺とは見える景色が全く違う感じになっていました。写真に写っているのは稚内市の東側あたり。北の海と大自然、そしてなんだかぼこぼこしている感じの地面とずっと伸びていく長い長い道路。

めちゃくちゃ景色が良くて、窓側の席を予約して良かったです。おすすめ。

稚内行きの飛行機から見下ろす北海道の写真

新千歳空港を出発して 50 分ほどで、飛行機は無事に稚内空港へ到着しました。昨年末に実家へ帰った際に訪れた、石川県の小松空港と似たような雰囲気になんとなく懐かしさを感じました。地方の空港特有の雰囲気的なのがあるんですかね…。

稚内空港の写真

預けた荷物を受け取った後は、飛行機と接続している空港連絡バスに乗って稚内駅のほうへと向かいます。空港の外に出ると、最北の地らしい気温の低さです。

宗谷バスの空港連絡バスの運賃は一律 700 円。交通系 IC カードには対応していないので、あらかじめ現金を用意しておく必要があります。

宗谷バスの空港連絡バスの写真

稚内空港から稚内駅までは 30 分ほど。途中におしりが白い鹿の姿が見えましたが、あれが北海道に居ると噂のエゾシカでしょうか。バスの運転手さんが「鹿が居ますねー」とアナウンスして教えてくださいました。

稚内駅の写真

大阪国際空港を出発してからおよそ 5 時間、ようやく 日本の最北端の街である稚内の稚内駅前に到着 しました。飛行機からは北海道らしい景色を楽しめましたし、途中の新千歳空港で北海道グルメを楽しむこともできたのでよかったです。