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うめきたエリアに新たに開業した「うめきたグリーンプレイス」を歩く

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ひらたけ

大阪最後の一等地とも言われる「うめきた」エリアに 新たに開業した「うめきたグリーンプレイス」へ行ってきました🌿 JR 大阪駅の 「うめきた地下口」の地上出口に直結 していて、すぐ隣には昨年 2024 年 9 月に先行開業したグラングリーン大阪のうめきた公園が広がっています。そんな変化が著しいうめきたエリアの新たな商業施設を歩いてきました。


今年 3 月 21 日にグランドオープンのうめきたグリーンプレイス は、JR 西日本 のグループ会社である JR 西日本大阪開発による商業施設で、「グリーンプレイス」という名前の商業施設としては 吹田グリーンプレイス甲子園口グリーンプレイス夙川グリーンプレイス に次ぐ 4 施設目となります。

以前からある 大阪ステーションシティ のノースゲートビルディングや、昨年 2024 年 7 月に開業した イノゲート大阪 とは歩行者デッキで結ばれ、アクセスは良好。

うめきたグリーンプレイスの写真

周囲には長年梅田のシンボルとして君臨する 梅田スカイビル をはじめ、昨年 2024 年 7 月に開業となった JP タワー大阪 やうめきたグリーンプレイスと同日に開業となった グラングリーン大阪南館 など高層ビルが立ち並ぶ中で、今回訪れたうめきたグリーンプレイスは 3 階建て。

すぐそばに広がる芝生の緑が眩しいうめきた公園と合わせて、都会の一等地でこんな贅沢な土地の使い方をするというのは、なかなか常人にはできないことだなというお気持ち。

うめきたグリーンプレイスの緑葉の広場の写真

まずやってきたのは、うめきたグリーンプレイスの中心にある広場。大阪ステーションシティ内にはいくつもの広場が存在していますが、そこへ新たに仲間入りした広場のうちのひとつがこちらの 「緑葉の広場」という広場 です。隣に設置された案内看板によると 「あおばのひろば」と読む そう。

1~3 階まで連なる緑の幹や葉のそばで休憩や待ち合わせができるシンボル的空間だそうで、円形の吹き抜けになっているところには、昼間には空から降り注ぐ太陽の光が辺りを照らし、夜は周りが電灯で照らされる中そこだけぼんやり暗闇が広がり「UMEKITA GREEN PLACE」の光る文字が目立ちます。

白色の柱には植物のツタのようなものがクルクルと這っていましたが、時が立つにつれて成長して、より自然を感じられるような空間になるのでしょうか?

うめきたグリーンプレイスのフードコートの写真

ノースゲートビルディング側から歩行者デッキを通ってうめきたグリーンプレイスの 2 階へとやってきたのですが、1 階から 3 階まである緑葉の広場の 2 階部分のそばにはフードコートが整備されていました。

フードコート内には モスバーガーミスタードーナツ吉野家丸亀製麺 など有名チェーン店がずらり。席数は 220 席と多く、ウェブサイトにて混雑状況を確認できるようにもなっています。

うめきたエリアはオシャレな空間ではありますが、その分なんだか高そうなお店ばかりで金額的にも入りづらいな…と感じることが多々ありました。このように お手頃価格で食事ができるお店が並んで いて、事前に 混雑状況も確認できるフードコートがある というのは助かる人が多そうです。

うめきたグリーンプレイスから見たグランフロント大阪の写真

うめきたグリーンプレイスは、各フロアに 建物の外側をぐるりと囲むように歩行者が歩くことのできるデッキ が設けられており、外の景色を楽しみながら各店舗を見て回れるようになっています。

2 階の緑葉の広場からうめきた公園側をぐるりと歩いて北へと向かうと、正面にはうめきたエリアの先行開発区域として 2013 年に開業した グランフロント大阪グラングリーン大阪の北館 が目の前に現れます。ガラス張りの高層ビルが陽の光を反射してキラキラと美しく輝いています。

うめきたグリーンプレイスから見たグランフロント大阪の写真

同じ場所へ夜に訪れるとこんな感じ。オレンジがかった暖かな色の明かりが灯り、なんとも幻想的な大都会の夜景が目の前に広がります。私が持っているスマホのカメラだと、どうにも夜景が綺麗に撮れないので、そのうちもっとカメラ性能の良いスマホでも買おうかなとか、景色を眺めながら思ったり。

うめきたグリーンプレイスの北側には 1 階から 3 階まで直線的に続く大階段が整備されています。こちらは 「緑辺の丘」という広場 で、緑葉の広場と合わせて大阪ステーションシティの広場に仲間入りした新たな広場。大階段全体を丘と捉えた、緑のそばで一息つける場所とのこと。

うめきたグリーンプレイスのXRアート作品の写真

緑辺の丘の大階段をのぼって 3 階へ。上がった先で、なにやらピクセルアートのような謎のキューブが設置されているのを発見。下には「GAME START」の文字と、スマホで読み取り可能な二次元バーコードがあります。

こちらは 「WARP(WEST ART PROJECT)」というアートプロジェクト のアート作品のひとつだそうで、うめきたグリーンプレイス内には WARP のアート作品が 6 つ展示されているとのこと。

二次元バーコードを読み取ると、STYLY というアプリのページへと遷移。このアプリを使って作品を鑑賞するようです。デジタルとリアルを融合させた XR アート作品だそうで、私は 3D やら VR やらですぐ気分が悪くなってしまうため作品の鑑賞については今回は保留。酔い止め薬とか飲んだらできるかな?

うめきたグリーンプレイスから見たうめきた公園の写真

3 階の緑辺の丘から建物の外周をぐるりと歩いて、緑葉の広場(3 階)へと向かいます。外を見ると広いうめきた公園に多くの人が集まっている様子が。芝生の緑が眩しく、ここが本当に大都会の中心だということを忘れそうになります。

うめきた公園の芝生とうめきたグリーンプレイスとの間にはライブ会場のようなものがあり、夜に訪れた際にはそちらでライブイベントのようなものが開催されていました。開催されていたイベントの情報を見つけることが出来なかったのですが、周囲に響き渡す素敵な歌声に足を止めて聞き入っている人も多かったです。

うめきたグリーンプレイスのXRアート作品の写真

緑葉の広場の 3 階部分には、先ほどとは別の WARP の XR アート作品が展示されていました。買い物や食事だけでなく、最新技術を用いたアート作品にも触れられるというのはすごいことだなと思います。都会すぎる。

うめきたグリーンプレイスから見たルクア大阪とイノゲート大阪周辺の写真

うめきたグリーンプレイスから南側を見ると、ルクアイーレのあるノースゲートビルディングと、道路を挟んだ向かい側にあるイノゲート大阪と歩行者デッキで結ばれているのが分かります。イノゲート大阪の向こうに見える高層ビルは JP タワー大阪、KITTE 大阪 という JR 大阪駅直結の商業施設などが入居しています。その向こうに見えるのは 5 つ星ホテルの ヒルトン大阪 です。


開業したばかりのうめきたグリーンプレイスへさっそく行ってきましたが、都会の中だということを忘れそうになるような緑を近くに感じるオシャレな場所でした。

そのオシャレ空間に負けないくらい結構お高そうな雰囲気を出している飲食店も多かったですが、フードコートやアート作品の展示などもあり気軽に遊びに来やすいようにもなっていたのが良かったです。まだまだ新エリアの開発が続くうめきたエリア、今後さらなる発展に期待ですね。