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中田屋のきんつば「さくら」を食べる

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ひらたけ

きんつばで有名な金沢の和菓子屋、中田屋の 期間限定のきんつば「さくら」を買ってきました🌸 さくらは毎年 2 月上旬から 4 月上旬にかけて販売される、白小豆のきんつば。以前から存在は知ってはいたものの、販売期間の短さと、お店を訪れる度につい普通のきんつばの方を買ってしまうので、今回が初めてのさくらとなります。


街中に咲く桜の花を見て、思い出したかのように 阪急うめだ本店 の地下にある 中田屋 の店舗を訪れたのは 4 月上旬のこと。石川県で生まれ育った私にとって中田屋のきんつばは、親戚の家に遊びに行く度に貰って食べていた思い出の和菓子。

地元から 200km 以上も離れた大阪の地にも直営店があるおかげで、実家を出て大阪へと引っ越して来てからも懐かしい味に触れられるのは本当にありがたいもの。商品が並んだガラスケースの上には可愛らしい淡い桜色の包装紙に包まれたお目当てのきんつば「さくら」が並べられており、今回は 3 個入りのものを購入しました。

中田屋の「きんつばさくら」の写真

外装袋や個包装には桜の花のイラストが描かれています。外装袋の方は濃いめのグレーの背景に桜の花で、まるで夜桜のようなちょっぴり大人で上品な雰囲気に。反対に、個包装のほうは白に近いくらいの淡い桜色の中に桜の花が舞う様子が描かれていて、中央にはうっすらと「憲」の字が入った龍という中田屋のマークが入れられています。中田屋のマークは、創業者の「中田憲龍」氏の名前が由来なのだとか。

大きさはいつもの大納言小豆のきんつばと同じ。淡い色の包装紙を剥がすと、同じく淡い色をした白いきんつばが姿を現します。薄焼きの皮には桜の花を塩漬けにしたものが飾り付けられていて、桜餅を食べるときに感じるような、どこか華やかで春らしい季節の香りがほのかに感じられます。

中田屋の「きんつばさくら」の写真

食べてみると、上品な甘さと共に普段中田屋のきんつばを食べるときには感じられない強めのしょっぱさが口の中に広がります。塩味が強めではありますが食べられないほどではなく、きんつばの控えめな甘さを際立たせてくれるような感じ。

白小豆という小豆が使われているそうで、通常のきんつばやその他の季節のきんつばと比べると名前の通り豆の粒が小さめ。白小豆は生産量が少なくて希少な小豆なのだそう。豆の種類が変わっても、粒の食感が残りつつも硬すぎない絶妙な炊き加減なのは中田屋の伝統を感じるところです。おいしい。


中田屋の期間限定のきんつば「さくら」をいただきましたが、味がおいしいのはもちろんのこと、見た目も桜の花があしらわれていて春らしく、またこの季節にしか食べることができないという特別感もあってとても良かったです。ごちそうさまでした。